無事に大阪に戻ってます。
東京滞在中の思い出し日記です。
OHカードを使って楽しむOHカフェに、東京に到着した木曜の夜に参加してきました。
初参加でしたが、大学院のクラスメイトであり、土曜のワークのオーガナイザーでもあったDAYAがこのOHカフェのナビゲーターで、大学院のためにアメリカ滞在中にOHカードでちょっとだけ遊んだことがあった。
様々な絵が描かれているカードは、タロットのようにそれぞれの絵柄に意味が決まってたりするわけでもなく、自由に使うことが出来る。
絵を見てどう感じるかは、それぞれの人次第。
そしてこの日はカードを元にストーリーテリング=物語創りをしていこうというもの。
即興アートは、何が飛び出すか分からないドキドキ感があって好きですね。
うまくいかなくて失敗してしまう恐怖もないことはなくて、わが身をさらし身体まるごとでのストーリーテリングが要求されるインプロ(即興劇)は結構苦手ですが、カードの力を借りて語るのであれば、より気楽な感じがして、楽しみでした。
実際やってみると、カードの絵の力を借りて、自分では思いもよらないストーリーが生まれてきて、楽しかったです。
思いもよらないストーリーの中にも、やっぱり「自分」が反映しているのも面白いところです。
記憶がさめやらないうちに、ここで出てきたストーリーを記録しておきましょう。ちょっと長くなりそうですが・・・。
幸いにも書きながらストーリーを考える・・・という作業をしたものが、メモ書き程度でも残っているので、思い出しやすいです。
広げられたカードの中から、直感的に5枚のカードを選んで、それを使ってストーリーを創るワーク。
僕が直感的に選んだカードは・・・
【目隠しをしている男】
【首を斬られた男の死体】
【迷路】
【暗闇の中に1箇所だけ、扉が開いているように明るいところがある。そこに人が1人いる】
【カラス】
の5枚でした。何といっても【首を斬られた男の死体】のインパクトが強すぎ。
でも、首を斬られて死んだ・・・という話にはしたくない。
そこで生まれてきたストーリーは
【男は悩んでいた。まるで迷路の中に迷い込んだようだった。そして、目隠しをされたようにどちらに進んでいいか分からなくなっていた。
彼は、真実を追い求め、ついに他の誰もまだ気づいていない、重大な事実に気がついた。
それはまるで、天動説から地動説へと転換するような、重大な発見だった。
けれども、従来の常識を覆すようなその発見は世間には到底受け入れられそうにない。
「神への冒涜だ」と見なされて、首を斬られることを、彼は恐れていた。
暗闇の中に光が射すような、そんな重大な発見をしたはずが、その発見のせいで孤立しかねない。
彼はこの発見がきっとこの世界に光をもたらすと信じたかったのだが、暗闇の中に一人立ち尽くしているような気分だった。
果たしてリスクを冒してまでこの事実を公表する必要があるのだろうか。
悩める彼は、窓の外にたたずむカラスを見つけた。
彼は思わず問いかけた。「なぁ、カラスよ、教えてくれ。危険を冒してこの事実を公表するべきか、それとも身の安全のために伏せておくべきか」
カラスは言った「知らんがな、そんな悩み。俺それどころやないもん。」
確かに天動説が地動説にひっくり返ろうが、カラスはただただ生きていくに違いないのでした。男にとっては拍子抜けな答えでしたが、カラスってそんなもんでしょう。
男の苦悩は続くのでした。】
・・・こんなストーリーになってしまいました。
カラスの言葉によって、公表するのかしないのか、選択がクリアになると・・・いうストーリーにする手ももちろんありましたが、どうも、うまくそういう流れが出てこなかったこともあり、こんな終わり方に。
でも語りながら思ったのですが、世間的にはまだまだ受け入れられていないタイプのワークショップにこだわって推し進めていこうとしている僕は、この男に少し似ているな・・・と思いました。
なかなか受け入れられないなぁ・・・と思いながら、少しずつでも広めようともがき、時折、やっぱり広めるのは無理かなぁ?と弱気になったりする。
カラスのように、僕がやろうとしていることに無関心な人もいる。
そんな中で、苦悩を続けながらも、悶々とする男。
空想上の人物を語っているようで、自分を語っていました。
もっとも、やりたいようにやっても、首を斬られることはないと思いますけどね(^・^)
これ以外にも、ストーリーが生まれてきたので、また日を改めて書きたいと思います。
東京滞在中の思い出し日記です。
OHカードを使って楽しむOHカフェに、東京に到着した木曜の夜に参加してきました。
初参加でしたが、大学院のクラスメイトであり、土曜のワークのオーガナイザーでもあったDAYAがこのOHカフェのナビゲーターで、大学院のためにアメリカ滞在中にOHカードでちょっとだけ遊んだことがあった。
様々な絵が描かれているカードは、タロットのようにそれぞれの絵柄に意味が決まってたりするわけでもなく、自由に使うことが出来る。
絵を見てどう感じるかは、それぞれの人次第。
そしてこの日はカードを元にストーリーテリング=物語創りをしていこうというもの。
即興アートは、何が飛び出すか分からないドキドキ感があって好きですね。
うまくいかなくて失敗してしまう恐怖もないことはなくて、わが身をさらし身体まるごとでのストーリーテリングが要求されるインプロ(即興劇)は結構苦手ですが、カードの力を借りて語るのであれば、より気楽な感じがして、楽しみでした。
実際やってみると、カードの絵の力を借りて、自分では思いもよらないストーリーが生まれてきて、楽しかったです。
思いもよらないストーリーの中にも、やっぱり「自分」が反映しているのも面白いところです。
記憶がさめやらないうちに、ここで出てきたストーリーを記録しておきましょう。ちょっと長くなりそうですが・・・。
幸いにも書きながらストーリーを考える・・・という作業をしたものが、メモ書き程度でも残っているので、思い出しやすいです。
広げられたカードの中から、直感的に5枚のカードを選んで、それを使ってストーリーを創るワーク。
僕が直感的に選んだカードは・・・
【目隠しをしている男】
【首を斬られた男の死体】
【迷路】
【暗闇の中に1箇所だけ、扉が開いているように明るいところがある。そこに人が1人いる】
【カラス】
の5枚でした。何といっても【首を斬られた男の死体】のインパクトが強すぎ。
でも、首を斬られて死んだ・・・という話にはしたくない。
そこで生まれてきたストーリーは
【男は悩んでいた。まるで迷路の中に迷い込んだようだった。そして、目隠しをされたようにどちらに進んでいいか分からなくなっていた。
彼は、真実を追い求め、ついに他の誰もまだ気づいていない、重大な事実に気がついた。
それはまるで、天動説から地動説へと転換するような、重大な発見だった。
けれども、従来の常識を覆すようなその発見は世間には到底受け入れられそうにない。
「神への冒涜だ」と見なされて、首を斬られることを、彼は恐れていた。
暗闇の中に光が射すような、そんな重大な発見をしたはずが、その発見のせいで孤立しかねない。
彼はこの発見がきっとこの世界に光をもたらすと信じたかったのだが、暗闇の中に一人立ち尽くしているような気分だった。
果たしてリスクを冒してまでこの事実を公表する必要があるのだろうか。
悩める彼は、窓の外にたたずむカラスを見つけた。
彼は思わず問いかけた。「なぁ、カラスよ、教えてくれ。危険を冒してこの事実を公表するべきか、それとも身の安全のために伏せておくべきか」
カラスは言った「知らんがな、そんな悩み。俺それどころやないもん。」
確かに天動説が地動説にひっくり返ろうが、カラスはただただ生きていくに違いないのでした。男にとっては拍子抜けな答えでしたが、カラスってそんなもんでしょう。
男の苦悩は続くのでした。】
・・・こんなストーリーになってしまいました。
カラスの言葉によって、公表するのかしないのか、選択がクリアになると・・・いうストーリーにする手ももちろんありましたが、どうも、うまくそういう流れが出てこなかったこともあり、こんな終わり方に。
でも語りながら思ったのですが、世間的にはまだまだ受け入れられていないタイプのワークショップにこだわって推し進めていこうとしている僕は、この男に少し似ているな・・・と思いました。
なかなか受け入れられないなぁ・・・と思いながら、少しずつでも広めようともがき、時折、やっぱり広めるのは無理かなぁ?と弱気になったりする。
カラスのように、僕がやろうとしていることに無関心な人もいる。
そんな中で、苦悩を続けながらも、悶々とする男。
空想上の人物を語っているようで、自分を語っていました。
もっとも、やりたいようにやっても、首を斬られることはないと思いますけどね(^・^)
これ以外にも、ストーリーが生まれてきたので、また日を改めて書きたいと思います。
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by matsuzoh2002
| 2007-11-28 02:59
| その他ワークの参加体験