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身体で思いを形にするワークショップblog

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「こうなってほしい!」「そのためには、今どうすればいい?」そんな思いを、「体で感じる」ことを重視しながら表現するワークショップの進行役(ファシリテーター) まつぞうのblog

2007年 10月 12日 ( 1 )

なんだか、いろいろあって、ジェンダーやセクシュアリティに関することが身近に感じられる今日この頃。

アメリカ帰り最初の映画は、男→女トランスセクシュアルが主人公のこの物語を観てみました。
演じてるのは女優。

公式サイトでストーリーのさわり等は見れますが・・・。

男→女に手術直前に、男時代に唯一「身に覚え」があることを不本意ながらした結果の子ども=17歳がいることが判明して、NYからLAまでアメリカ横断(トランス
する物語。

自分の子どもかどうか半信半疑だったけど、「これが父親」という写真をみたら、男時代の自分だったので観念。
けど、自分が父親だと明かさないまま、少年もそれに気づかないまま旅は続く。

少しずつお互いの秘密が明らかになりながら、旅は続く。お互いの感情の動きがよく描かれてるなぁと思った。

ところがところが、僕は思いがけなく大笑いしてしまう人物がいました。

主人公の母親。

息子に対する「こうなってほしい」という像は、息子自身の「こうありたい」という像とズレまくっているので、まったく受け入れられない母親。

愛情の対象を失ったので、少年=孫を新たな愛情の対象として過剰な愛を降り注いでいく。

・・・そこに自分の母親の過剰な部分がかさなってしまって、大笑いせざるを得なかった。
2週間ほど前に、このブログで書いたのと似たような場面(フォークが登場)が出てきて「苦笑」ですけどね。客観的には笑えるのだけれど、どこかイタい笑いだった。
別に笑わせようとした場面じゃないんだろうとは思うんですが。

そんなところまで含めて結構リアルだと感じられる映画でした。

レビューサイトを見るとラストに不満の声も多いようで、確かに劇的でもなんでもない幕切れでしたが、新たな関係性が生まれて、それが淡々と続くことを示している気がして、不満とまでは思いませんでした。

予想以上によかったです。おススメです。
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by matsuzoh2002 | 2007-10-12 00:45 | 見た映画