人気ブログランキング |
ブログトップ

身体で思いを形にするワークショップblog

karadaws.exblog.jp

「こうなってほしい!」「そのためには、今どうすればいい?」そんな思いを、「体で感じる」ことを重視しながら表現するワークショップの進行役(ファシリテーター) まつぞうのblog

2007年 01月 10日 ( 2 )

感想その2の続きです。

立ち読みで気にいって購入した帰り道。

電車の中で確か読んだと思う、冒頭のエピソードは面白かったですね。

精神科医である著者=香山リカさんの診察室を訪れた20代前半の女性の話。

香山さんが話すように促しても、黙っている。

3度呼びかけて、やっと「わかんないですかあ?ねぇ、わかるでしょう?」と第一声。

結局「精神科医なら、深層意識とか前世とか、話さなくてもわかるでしょ?自分の前世に問題があると思うから、そこが知りたい」という方だったようで。

それが3年くらい前(2003年くらいという事でしょう)だったそうで。

その後そういう方が度々診察を訪れるようになったとのこと。

「心の専門家」としてマスコミをにぎわすのは、香山さんも含めて精神科医の方が多いからこういう誤解もあるんだろうな・・・と思いつつ興味深く読みました。

というのも、僕も少しだけ似たような体験をしてるからです。

プロセスワーク(プロセス指向心理学)と出会い、それを応用した「グループのファシリテーション」を本格的に勉強するべくアメリカの大学院コースに行くことを決めるときに、親にも一応話しておこうと思ったけれど、「プロセスワーク」も、「グループのファシリテーション」も、説明するのが難しすぎる!と思って「心理学の勉強をしに行く」としか言わなかったのです。

そしたら母親の反応はまず、「そこへ行ったら日本ですぐに仕事につながるような資格とか取れるの?え、何もないの?自分で仕事を創る?そんなのできるの?」というものでした。

「そして、どうせなら、日本で医学部受けて、精神科医になれば?一緒でしょ?」

う~む。しばし絶句しましたね。

「全然違うんだけど。自分のやりたいことをやろうと思ったら、そんな回り道してるヒマはない」っというような事は言いましたけど、どう違うのか、何をしたいのか・・・ということは伝えられずじまいでした。

精神科医はTVでみかけても、心理学の専門家はどうも影が薄い。
見かけても、たいてい心理テストとかにかり出されるのが多くて、専門家っぽくない扱われ方が多いような・・・
うちの母親に限らず精神科医=心理学の専門家・・・という誤解はきっと根強いんでしょうね。

さらに、江原さん的スピリチュアルが広まった今、心理学の専門家どころかスピリチュアルの専門家・・・という誤解まで生じつつあるのかもしれませんね。

ただねぇ、精神科医さんのお仕事は、江原さん的スピリチュアルとは確かに距離感があると思うんですが、それ以外の部分は、広い意味での「スピリチュアル」にはいる部分も多いと思うんですけどね。

精神科医さんの主な仕事は「投薬」かな・・・というイメージがあって、確かにそこは「科学的」な治療のような気がするんですが、それ以外に使われていると聞く各種療法は科学的というよりも、なぜ効果があるかは科学的には説明しきれないもの・・・だと思っているんですが、どうなんでしょ?

wikipediaで「精神療法」を調べたら「心理療法」のページ
転送されて臨床心理学の分野においては心理療法、精神医学の分野においては精神療法と呼ばれるが、実際には同じものを指している。
って書いてあるし。

心理療法はスピリチュアルな療法との境目は限りなくあいまいだし。

結局、精神医学とスピリチュアルは、対極のようでもあるけれど、同時に地続きなんだなぁ・・・という気はします。

スピリチュアルは狭く見れば、江原さん的なものかもしれないけれども、広く見れば、精神科医のお仕事も含まれる・・・と思う。

この「同一視されそう」なあたり、香山さんもわかっていらっしゃるようで、江原さん的スピリチュアル批判を展開するそもそもの理由がそこにあるようですね。

でも、「非江原さん的スピリチュアル」というものもあることに触れてないので、「スピリチュアル」で人くくりにされることに抵抗があります。

僕としてはスピリチュアルにも「言い当て」系と、「体験・気づき」系があると思ってます。

これについては記事をあらためて書きたいと思います。
by matsuzoh2002 | 2007-01-10 22:58 | 最近読んだ本
おとついの派遣のお仕事で、声は悪化。高めの音を出す部分が完全にやられ、低めのうめき声か、ささやき声しか出ない。

昨日耳鼻科に行って、薬もらって、回復傾向にあるとは思う。

昨日初めて行くはずだった、テレアポのお仕事は当然キャンセル。電話じゃ仕事になりませぬ。無理に声出しても悪化するだろうし。

そんな中、大学院のアドバイザー氏と電話セッション。

電話・・・って。

最初は向こうはしゃべり、こちらはチャットで返すという事をしていたが、やっぱりめんどくさい。

一番のどに負担が少ないであろうささやき声で、何とか聞き取れるようなのでそれで話す。

聞き取りにくい場合はチャットで補助・・・という感じ。

途中、この低いうめき声しか出ない状態をワークしてもらった。

すでに3日前に南アフリカのクラスメイトとワークして、ルイ・アームストロングのように「この世のすべては素晴らしい」と歌う長老の姿が、このしわがれた声から浮かんできていたのだが、今日はまた違う側面にスポットが当たった。

低くうめくような声・・・その声が持つエネルギーは何だろう?と聞かれて、何か野獣のようなものが浮かんできた。

浮かんできたのはイノシシ。

亥年だし。
っていうか、申し遅れました。私、今年、年男でございます。

正月気分残る中、イノシシの姿が浮かんでくるのも当然。

この頃から、咳が度々出るようになってきた。

イノシシもワイルド。咳もまたワイルド。

アドバイザー氏の家の犬も吠える。
彼が住んでるのはかなりワイルドな田舎町で、いろんな野生動物を見かけるらしい。なんと言っても馬を家で飼ってるっていうし。
個人で馬飼ってる人なんて、日本じゃ会った事ないよ!

アドバイザー氏は聞いてくる?
「普段のファシリテーター振りをことばで表すとどんな感じ?」
まつぞう答えて、「おだやかで、やさしくて、コミカルな感じ」
「それはイノシシの感じと似てるかい」
「違うね。イノシシはワイルドだし。猪突猛進(英語ではこうは言ってないが、頭では浮かんでた)だし。」

結局、そういう、普段の自分じゃない、イノシシみたいな感じを、ファシリテーションにも持ち込んでみたら・・・というメッセージを、このうめくような声から受け取りました。

確かにね。

アドバイザー氏曰く「おだやかで優しい感じ」は、ワークの参加者に安心感を持ってもらうのはいい・・・と。
その上で、ここぞという時には、イノシシのようにためらうことなく、進めていくことも役に立つ。

なるほどね。

ちょうど、セッション前に、自分がファシリテーターしているビデオを見返していて、「次はこうしたいんだろ?」とわかっているのに、なかなか進めない自分がそこにいた。

確かにそういう時は、イノシシのエネルギーで場に切り込んでいくことも必要だと思った。

常時イノシシでいる必要はないから、必要な時には猪突猛進。

今年は正月早々張り切ろうとしすぎたかも。
基本おだやか、時々猪突猛進。そういうバランスが必要なんだろうな、と。
by matsuzoh2002 | 2007-01-10 17:58 | 大学院(紛争緩和・修士課程)