「人間彫刻を動かす」ことで自分を振り返る面白さ ・・・FTC12月19日振り返り
先週金曜で今年の宝塚フォーラムシアタークラブ(FTC)のワークショップも終わりました。
月1で5年以上続いている貴重な場で、自分のやりたいことをお試し的にさせてもらったりして、自分の方向性を確認する場でもあります。
今年前半はプロセスワーク研究所の紛争緩和の修士課程に通っていた頃の名残で、「しゃべり」が中心になるワークの影響が強く残ってましたが、最近は「演劇」的なワークの方へと回帰している感じです。
ここ何回かは「人間彫刻を動かす」ワークをおこなって、大変好評で、大きな手応えを感じてます。
来年からはこれをプッシュしていきたい。
「人間彫刻」は人の感情をポーズで表し、人と人との関係性を、複数の人のポーズと位置関係で表す・・・というものです。
人と人の関係だけでなく、自分の中の気持ちの葛藤なんかも表せます。
「怒っている自分」と「それを何とか抑えようとしている自分」とか。その2つを表現したポーズの前に、「怒りを感じている相手」を配置したりすることもできます。
つまり自分の内面の思いや感情と、自分の周りの人物(人物に限らない物なども可)を同時並列的に表現できるわけです。
「人間彫刻」は静止しているわけですが、人間にやってもらっているので、当然動いてもらうこともできます。
「こういう風に動いてください」と指示を出さなくても、「周りにいろいろなポーズの人がいる中で、そのポーズをしていると、どんな気持ちがしてくるでしょう?そして、次にどんな動きをしたいでしょう」とそれぞれの彫刻に問いかければ、彫刻は自分なりのイメージで動き出します。
ファシリテーターが1回ずつ手をたたくたびに、彫刻は1歩ずつ動きます。
ビデオのコマ送りのように。
誰か別の彫刻に近づきたいのか?
それとも誰からも遠ざかって、その場を立ち去りりたいのか?
誰に近づくわけでも遠ざかるわけでもなく、そのままそこにいたいのか?
それぞれの「彫刻」が、「役」として自分の感じるままに動きます。
最初に「こう動こう」と思っていたことが、周りの動きによって「いや、やっぱりこう動こう」と変わるかもしれない。
彫刻たちの動きがからみあい、無言のドラマが展開します。
これが面白い。
書いて伝わる面白さではないと思うので、是非いろいろな人に体験してほしいですね。
「これは、こういう場面を現した彫刻です」と説明してから動いてもらうよりも、説明なしに彫刻を作って、それぞれの彫刻の役にはまった人の想像力で動いてもらう方が断然面白いです。
何の説明もしなかったのに、自分が想像するのと同じような動きを彫刻がするときがあります。
これは面白いです。言葉では伝えていないのに、確実に伝わる何かがあるんです。
でも、彫刻たちがまったく予想外の動きを見せることもあります。
これも面白いです。
そして予想外の動きに対して自分が何を感じるのか、これも興味深いところです。
自分を振り返るために、とても面白くて刺激的なツールです。
僕が作った彫刻を基に説明したいと思います。
月1で5年以上続いている貴重な場で、自分のやりたいことをお試し的にさせてもらったりして、自分の方向性を確認する場でもあります。
今年前半はプロセスワーク研究所の紛争緩和の修士課程に通っていた頃の名残で、「しゃべり」が中心になるワークの影響が強く残ってましたが、最近は「演劇」的なワークの方へと回帰している感じです。
ここ何回かは「人間彫刻を動かす」ワークをおこなって、大変好評で、大きな手応えを感じてます。
来年からはこれをプッシュしていきたい。
「人間彫刻」は人の感情をポーズで表し、人と人との関係性を、複数の人のポーズと位置関係で表す・・・というものです。
人と人の関係だけでなく、自分の中の気持ちの葛藤なんかも表せます。
「怒っている自分」と「それを何とか抑えようとしている自分」とか。その2つを表現したポーズの前に、「怒りを感じている相手」を配置したりすることもできます。
つまり自分の内面の思いや感情と、自分の周りの人物(人物に限らない物なども可)を同時並列的に表現できるわけです。
「人間彫刻」は静止しているわけですが、人間にやってもらっているので、当然動いてもらうこともできます。
「こういう風に動いてください」と指示を出さなくても、「周りにいろいろなポーズの人がいる中で、そのポーズをしていると、どんな気持ちがしてくるでしょう?そして、次にどんな動きをしたいでしょう」とそれぞれの彫刻に問いかければ、彫刻は自分なりのイメージで動き出します。
ファシリテーターが1回ずつ手をたたくたびに、彫刻は1歩ずつ動きます。
ビデオのコマ送りのように。
誰か別の彫刻に近づきたいのか?
それとも誰からも遠ざかって、その場を立ち去りりたいのか?
誰に近づくわけでも遠ざかるわけでもなく、そのままそこにいたいのか?
それぞれの「彫刻」が、「役」として自分の感じるままに動きます。
最初に「こう動こう」と思っていたことが、周りの動きによって「いや、やっぱりこう動こう」と変わるかもしれない。
彫刻たちの動きがからみあい、無言のドラマが展開します。
これが面白い。
書いて伝わる面白さではないと思うので、是非いろいろな人に体験してほしいですね。
「これは、こういう場面を現した彫刻です」と説明してから動いてもらうよりも、説明なしに彫刻を作って、それぞれの彫刻の役にはまった人の想像力で動いてもらう方が断然面白いです。
何の説明もしなかったのに、自分が想像するのと同じような動きを彫刻がするときがあります。
これは面白いです。言葉では伝えていないのに、確実に伝わる何かがあるんです。
でも、彫刻たちがまったく予想外の動きを見せることもあります。
これも面白いです。
そして予想外の動きに対して自分が何を感じるのか、これも興味深いところです。
自分を振り返るために、とても面白くて刺激的なツールです。
僕が作った彫刻を基に説明したいと思います。
by matsuzoh2002
| 2008-12-23 03:13
| ファシリテーターとして