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身体で思いを形にするワークショップblog

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「こうなってほしい!」「そのためには、今どうすればいい?」そんな思いを、「体で感じる」ことを重視しながら表現するワークショップの進行役(ファシリテーター) まつぞうのblog

毒々しいほどの極彩色ワールド …映画「さくらん」

ちょっと前の雑誌AERAで蜷川実花の特集記事があって、ちょっと見てみたくなりました。

赤を基調にした極彩色の映像でしたねぇ。
蜷川実花の写真は全然どんなのかしらなかったのですが、後でHP見てみたら同じような雰囲気でしたね。
美しかったけど、ちょっと過剰で毒々しいくらいだった気も・・・。ま、そこが個性なんでしょうね。

椎名林檎の音楽も、元々大好きというほどでもないので、あまりあってないなと感じるところも・・・

土屋アンナはそんな好きだと思ったことないのですが、いろいろといい表情だと思うところもありました。好きになるほどではないけど、結構いいなと思えてきました。

しかしまぁ、顔立ちからして、さらに性格的にも江戸時代には見えませんね~。まぁ、それでいいんですけど。

手練手管で男を手玉に・・・というしたたかさもありながら、客の男に惚れちゃったりするあたりの描写は、こういう話のパターンとしては当然の流れかなとも思いつつ、どこかせつないものもありました。

相手に合わせるのか、素の自分でいくのか・・・ということがこの前の「ドラマチックしゃべり場」で話題になったなぁ・・・と思い出しつつ・・・。
客に合わせつつ、客を手玉に取るしたたかさも持ちつつ、でも恋をすれば素に戻ってしまってのめり込んでしまうのですなぁ・・・

最後は、そういう展開もありだったとは思うけど、それだったら、もう少しそうなるまでの伏線を描いておいてもよかったのでは・・・という気が。なんか勢いだけでそうしてしまったように見えた。伏線があれば、よくやった!と思えたかもしれないけど、ホントにいいのかそれで?と思えた。
ま、あの主人公のキャラなら、勢いだけもありかな。続きを見たいとは思えない感じだけど。

エロいシーンは、そんなに多くはなかったけど、この女優さんが結構大胆なことするなぁ!というシーンもあって、そういう点でも楽しめました。

10点満点で6.5くらいかな~
by matsuzoh2002 | 2008-02-15 12:15 | 見た映画

by matsuzoh2002