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身体で思いを形にするワークショップblog

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「こうなってほしい!」「そのためには、今どうすればいい?」そんな思いを、「体で感じる」ことを重視しながら表現するワークショップの進行役(ファシリテーター) まつぞうのblog

2人のアーニーとアウグスト ・・・インターナショナルでパワフルな爺さん達に続け!

演劇ワークショップ関係の友達に、東京行くから泊めて~ってお願いしてみたら、フィリピンからPETA(フィリピン教育演劇協会)の超ベテランファシリテーター、アーニー・クロマ(リンク先の写真下から2人目)(通称ティト・アーニー[アーニーおじさん])が今、家に泊ってるということで、スカイプでお話をすることに。

ティト・アーニーはもう60代後半のはず。しかし、日本には5月にも来たというし、今回は日本のあとは、プロジェクト実施のためにカンボジアに行くという。そのプロジェクトは、詳しい内容はちゃんと聞き取れなかったけど、フィリピンで始まって、ベトナムでも行なわれて、来年はタイであるという。

東南アジアではかなり活躍しているPETA。日本ではティト・アーニーも60代後半でも目覚しい活躍。

ティト・アーニーやPETAのメンバーは、日本でも公演やワークショップを何度も行なっている。
国際交流基金の国際交流奨励賞・文化芸術交流賞
を平成17年に受賞。

その受賞に関してこんな記事を発見。(左がリンク切れならこちら

その受賞を記念して、PETAが大統領を表敬訪問する企画がされたけど、結局「政治的中立」を理由にPETAは欠席。「中立」ならどこにでも出て行ってもいいものなのに、実質不支持。もともとマルコス時代には反政府・民主化運動をしてたのが」PETAですからね。
その一方で、この表敬訪問を用意した政府側の人物が、元PETAで、かつては政府ににらまれて、アメリカに亡命をしていた人物だというから興味深い。

同じPETA出身でも、政府のど真ん中に食い込む人もいれば、相変わらず社会活動の視点で演劇活動を続ける人もいる。面白いなぁ。

それにしても、前にも書いた気もするけれど、僕の人生を変えたPETAとプロセスワークの重鎮が、どちらもアーニーというのは興味深い。

PETAはErnieで、プロセスワークはArny(Arnold)だから英語の発音は違うんですけどね。

くしくも、どちらも60代後半。

どちらもインターナショナルに活動を繰り広げて、年齢を感じさせないパワフルさ。

この2人がからむ所を見てみたいなぁ・・・。どっちも子どもと遊ぶの好きだし、楽しそうだ。接点になれるとしたら、僕くらいのものだろうか?

そして、PETA経由で出会った「被抑圧者の演劇」の創始者、アウグスト・ボアールも、70も半ばに差し掛かるのに、今年もアメリカでワークショップをしたみたいだし、まだまだインターナショナルでパワフルみたいですよ。

インターナショナルでパワフルな爺さん達。あこがれだ。

ティト・アーニーと話してて、僕が紛争のファシリテーションを勉強してるんだ・・・と言ったら、ぜひフィリピンでそのワークショップ体験をシェアしてよ!と言われた。

フィリピンでワークショップ・・・いいなぁ。

プロセスワーク/ワールドワークのついでに、今まで、アメリカとオーストラリアとイスラエルでワークショップをさせてもらったけど、ついでではなく、どこか海外でワークショップができたらいいなぁ。

フィリピンは僕の人生を変えるワークショップと出会えた場所だから、そこでワークショップをして恩返しをしたい。

夢だなぁ~。

インターナショナルでパワフルな活動がしたい!爺さんになっても!

まずは爺さんになるまでに、そんな活動への道筋をつけて行かなくっちゃ!
by matsuzoh2002 | 2007-11-13 18:11 | ファシリテーターとして

by matsuzoh2002