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身体で思いを形にするワークショップblog

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「こうなってほしい!」「そのためには、今どうすればいい?」そんな思いを、「体で感じる」ことを重視しながら表現するワークショップの進行役(ファシリテーター) まつぞうのblog

映画「クラッシュ」

この前観たブロークバックマウンテンとアカデミー賞を争ってたなあ…と思って観てみました。

つながりがないようなバラバラな登場人物達が少しずつつながっていくようなお話。全体がつながるような大きな物語が起こるかと思いきや、そういう訳でもなく、小さなエピソードの積み重ねで、終わりもわりと唐突でした。

悪くはなかったけど、小じんまりとまとまった作品。アカデミー賞ってこういう作品に行くこともあるんですねぇ・・・。アカデミー会員はハリウッド関係者が多いのだろうから、LAが舞台の作品は有利?

印象に残るエピソードはいくつかあって、1番印象的だったのは、警官と女性の話。屈辱的な待遇を受けたひどい相手に、まさかの状況で再会。あまりに皮肉な運命に、観てる僕も思わず複雑な心境にさせられました。

ひどい行為をした人物が、人助けに回ったり、正義感あふれる人物が思わぬことからひどい行為をしでかしたり、善人と悪人を綺麗に二つに分けない描き方はなかなか興味深いなと思いました。

「天使の羽根」のエピソードも、「うわぁ。何てことを!」「でも、なんで?」「ああ、そういうことだったのか!」…と、いろいろ心動かされました。

全体的にはロサンジェルス多人種社会のリアリティが身に染みてわかっていれば、もっと心に染みる映画なのかな・・・という感じです。
by matsuzoh2002 | 2007-11-06 14:53 | 見た映画

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