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身体で思いを形にするワークショップblog

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「こうなってほしい!」「そのためには、今どうすればいい?」そんな思いを、「体で感じる」ことを重視しながら表現するワークショップの進行役(ファシリテーター) まつぞうのblog

「班長」が英語になっていたとは・・・

20日〆切の宿題のために、ネットで資料になりそうな英語の文章を拾ってきた。

テキストがしょーもないものだったので、自分の知識・経験とそのテキストだけでは、ちっとも書き進まない。
日本語の文献もほとんどない分野なので、やはり英語読まねば・・・ということで。

読んでいくとhead-honchoっていう、はじめてみる単語が出てきた。

honcho?
英語っぽくない響き。

web辞書で引いてみたらば、
honcho
【名】 〈米俗〉ボス、リーダー、首領{しゅりょう}、責任者{せきにんしゃ}、大物{おおもの}◆【語源】日本語{にほんご}の班長から


なんだって?語源は「班長」だって?

調べてみるとこんなサイトが見つかった
Honchoがアメリカ社会に入ったのは、太平洋戦争で日米が死闘を繰り広げていた昭和17年頃といわれていますが、戦争中のことゆえ確定的な情報ではありません。しかし太平洋に点在する島々で米軍の捕虜になった日本兵が、下士官を「班長」と呼んでいたのを米兵が真似て使うようになったのは事実のようです。

 ・・・英語のHonchoに話を戻すと、全米的に広がったのは太平洋戦争がおわった数年後、朝鮮戦争の頃だといわれており、館長、村長、酋長、番長など組織の責任者を指す単語として定着しました。ですからHonchoは、いわゆる「米語」であり、同じ英語圏の国でもイギリスでは通じないのだそうです。

日本語でいう「班長」は現場で指揮を執る小部隊のリーダー的役職ですが、英語の意味では必ずしもそうではないようで、たとえば「社長」など組織のトップに立つ人を指す場合には「Head」をつけて「Head honcho」という言い方をします。複数形はそのまま「s」をつけて「Honchos」で通じます。日本語が英語に旨く馴染んだ好例といえるでしょう。


社長まで表す様になったとは、班長もアメリカで出世しましたね(^^)
ローマ字的感覚ではホンチョーと読んでしまいそうですが、アメリカオンリーの英語ならこのスペルも納得。
by matsuzoh2002 | 2007-07-08 12:17 | つぶやき

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