《詩》 地球という名のシチュー鍋で 爪に感謝!
久々に シチューなど作ってみる
スーパーで安かった 小さめのジャガイモを切る
手が滑る
あ゛・・・
包丁が 爪に食い込む
痛くないところで 踏みとどまる
爪に感謝!
痛くないけど 血がにじむ
痛恨!
今まで 包丁で指切ったこと
なかったのに・・・
今まで 何度も
爪のおかげで 寸止め
爪に感謝!
包丁で指切ったことない記録
35年と1ヶ月と20日でストップ
料理は中断して止血
数分で止まる
ごくごく軽い 切り傷
包丁の怖さを あらためて知る
日々 舌を愉しませ 腹を満たす
その包丁は 当然ながら凶器だ
狂気が伴えば 人も殺せる
手が滑れば 指も切る
正気なままでも 肉を魚を野菜を
切り刻む
われわれは
切り刻みあいながら 生きている
ジャガイモを切るか
肉を切るか
指を切るか
人を斬るか
切ることに 変わりはなし
切り刻まずには 生きられない
業の深い われわれ
何でもかんでも 切り刻んで
煮込んで シチューの出来上がり
動物も 植物も
一緒くたに 煮込んで
おいしいシチューの 出来上がり
ビッグバンから 飛び出した
宇宙の塵が 固まって
太陽系の 片隅で
地球の形に 丸まって
マグマの底から 噴き出した
様々な物質が いつしか
植物 動物 なりまして
互いを食ったり 食われたり
地球という名の 鍋の中
切り刻みあって 生きている
われわれも 元をたどったら
ビッグバンから 生まれでて
たまたま 宇宙の片隅の
地球で煮込まれ 生きている
似たもの同士の ご近所さん
みんな違って 見えるけど
同じエキスが しみている
この鍋から 抜けようにも
せいぜい 月がいいとこで
そこも宇宙で 考えりゃ
お隣同士の ご近所さん
どうせ 煮込まれたままなら
お互い いい味出し合って
おいしいシチューに してみようや
今日のシチューは ニンジンの
替わりに放り込んだ 大根が
ちょっぴり デカ過ぎ 個性が 強すぎ
味の調和を 乱したな
今度は も少し 切り刻んで
もっといい味 出してやる
そんな余裕の コメントを
かませたのも こいつのおかげ
爪に感謝!
スーパーで安かった 小さめのジャガイモを切る
手が滑る
あ゛・・・
包丁が 爪に食い込む
痛くないところで 踏みとどまる
爪に感謝!
痛くないけど 血がにじむ
痛恨!
今まで 包丁で指切ったこと
なかったのに・・・
今まで 何度も
爪のおかげで 寸止め
爪に感謝!
包丁で指切ったことない記録
35年と1ヶ月と20日でストップ
料理は中断して止血
数分で止まる
ごくごく軽い 切り傷
包丁の怖さを あらためて知る
日々 舌を愉しませ 腹を満たす
その包丁は 当然ながら凶器だ
狂気が伴えば 人も殺せる
手が滑れば 指も切る
正気なままでも 肉を魚を野菜を
切り刻む
われわれは
切り刻みあいながら 生きている
ジャガイモを切るか
肉を切るか
指を切るか
人を斬るか
切ることに 変わりはなし
切り刻まずには 生きられない
業の深い われわれ
何でもかんでも 切り刻んで
煮込んで シチューの出来上がり
動物も 植物も
一緒くたに 煮込んで
おいしいシチューの 出来上がり
ビッグバンから 飛び出した
宇宙の塵が 固まって
太陽系の 片隅で
地球の形に 丸まって
マグマの底から 噴き出した
様々な物質が いつしか
植物 動物 なりまして
互いを食ったり 食われたり
地球という名の 鍋の中
切り刻みあって 生きている
われわれも 元をたどったら
ビッグバンから 生まれでて
たまたま 宇宙の片隅の
地球で煮込まれ 生きている
似たもの同士の ご近所さん
みんな違って 見えるけど
同じエキスが しみている
この鍋から 抜けようにも
せいぜい 月がいいとこで
そこも宇宙で 考えりゃ
お隣同士の ご近所さん
どうせ 煮込まれたままなら
お互い いい味出し合って
おいしいシチューに してみようや
今日のシチューは ニンジンの
替わりに放り込んだ 大根が
ちょっぴり デカ過ぎ 個性が 強すぎ
味の調和を 乱したな
今度は も少し 切り刻んで
もっといい味 出してやる
そんな余裕の コメントを
かませたのも こいつのおかげ
爪に感謝!
by matsuzoh2002
| 2006-12-01 21:56
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