第1言語は「からだ」!野生的に人を揺り起こせ! ・・・ワールドワーク報告その4・・・
ワールドワーク2日目=4月28日(金)
朝、誰かの目覚ましで起きる。6時45分。
7時からフェルデンクライス・メソッド(ボディワークの一種)のムーブメントの自主クラスがあるというので、これ幸いと参加してみることにする。
ちょうど前の日の晩に、「明日からは身体を解放して、身体で表現していく!」と決めたのだ。
英語は急に100%聴いたり話したり出来るようにならないのだから、今までつちかった身体で表現する力を、活用しない手はないと思った。
去年ポートランドでプロセスワークの5週間コースを受けたときに痛感した、英語圏で自分を活かすための必須条件なのだ。
第一言語の日本語が使えないとき、僕にとっての第一言語は英語ではなく、「からだ」だと自負している。
けれども、身体で表現するためには、そういう環境を自分なりに整えていかないといけない。
そんなわけで、朝から身体を動かせるのは、これ幸いなのだ。
とは言え、以前ポートランドの5週間でフェルデンクライスを体験した時には、横になって身体の部位を動かすべく、英語の指示を聞いているうちに眠くなってしまった。
今度はどうだろう?
この日のメニューは、「背骨を意識しながら身体を動かす」ことからスタート。
でもだんだん、声を出したりして、最終的には即興的に動くところまでたどりつけて、とても楽しくて、身体が解放された気がした。
途中、声に出した文章が、なぜか“It’s easy to get rid of the rich, but it's not easy to get rid of the poor"・・・というもの。
最初は文章をそのまま言いながら、歩く・・・ところから始まって、だんだん文章の中の単語を自由にアレンジして言う・・・ようになったので、僕は日本語に訳して言ってやれと、「金持ちをなくすのは簡単だけど、貧乏人をなくすのは簡単じゃない」を色々アレンジして言ってみた。
「貧乏人、金持ち、簡単だけど、簡単じゃない」・・・みたいに。
他の人も、それを真似してくれようとして、面白かった。
そして即興で動くのは、最高!
*
この日は、期間中2回ある個人セッションの1回目もあった。
どんな人とあたるのか、アメリカのプロセスワーカーか、オーストラリアの人か、それ以外の人か・・・と楽しみにしていたのですが、日本の人と当たったのでやや拍子抜け・・・。
ま、気楽に受けられるので、これはこれでよかったのですが。
今日からは「身体を動かしていく!」というのを、この個人セッションを通して後押ししてもらった感じです。
セッションの中で前日の朝に見た夢を思い出しました。
**
何だかわからないものが、僕の布団の上でごそごそしている。
それが背中をつつき出す。
痛っ!身体を起こしてみると、何羽かの鳥が、僕の周りにいて、一羽が背中をつついている。
**
・・・というところで、目が醒めました。
もちろん、部屋の中に鳥はいませんでしたが、鳥の鳴き声が朝からけたたましく鳴り響いていました。
日本では聞いたことがない独特の鳴き声が。
バッチリ目が醒めてしまったので、「ビーチまで散歩に行こう!」と思い、洗面所で鏡を見ると、夕べ、髪の毛が乾ききらないまま寝てしまったので、逆立ってました。
寝ぐせを直して、ビーチに向かうと、途中で白くて大柄な鳥が、目にとまりました。
(これは後々、ブルーマウンテンズ国立公園で撮ったもの)
よくよく見ると、この鳥も、頭の毛が逆立っている!
これは鳥のように野生的になって、人を揺り起こすような存在になれ!というメッセージだと受け取りました
*
野生の鳥は、オーストラリアにいる間じゅう、僕を魅了し続けました。
中でも、この白くて頭が逆立っている鳥は、気になったので、オーストラリアの人に聞いて見ると、それはCockatooの一種ではないか・・・ということでした。
ネットで調べてみると、オウムの一種で「キバタン」らしい。オーストラリアではかなり一般的な鳥みたい。
僕にとっては、Cockatooはなじみのある言葉だった。
シンガポールのミュージシャン、ディック・リーのアルバムの一曲に、「Cockatoo」というのがあるのだ。
「Asia Major」というアルバムは、1990年発売ということで、もう16年くらい前、大学生時代に出会った。
何度も聞き込んだ曲で、今でも鮮やかに思い出せる。
Cockatooが鳥のことらしいというのは分かって聴いていたが、やっと出会えた。
こんなにご縁を感じる鳥になるとは思わなかった。
Cocktooの力を借りて、2日目はスタートした
~つづく~
朝、誰かの目覚ましで起きる。6時45分。
7時からフェルデンクライス・メソッド(ボディワークの一種)のムーブメントの自主クラスがあるというので、これ幸いと参加してみることにする。
ちょうど前の日の晩に、「明日からは身体を解放して、身体で表現していく!」と決めたのだ。
英語は急に100%聴いたり話したり出来るようにならないのだから、今までつちかった身体で表現する力を、活用しない手はないと思った。
去年ポートランドでプロセスワークの5週間コースを受けたときに痛感した、英語圏で自分を活かすための必須条件なのだ。
第一言語の日本語が使えないとき、僕にとっての第一言語は英語ではなく、「からだ」だと自負している。
けれども、身体で表現するためには、そういう環境を自分なりに整えていかないといけない。
そんなわけで、朝から身体を動かせるのは、これ幸いなのだ。
とは言え、以前ポートランドの5週間でフェルデンクライスを体験した時には、横になって身体の部位を動かすべく、英語の指示を聞いているうちに眠くなってしまった。
今度はどうだろう?
この日のメニューは、「背骨を意識しながら身体を動かす」ことからスタート。
でもだんだん、声を出したりして、最終的には即興的に動くところまでたどりつけて、とても楽しくて、身体が解放された気がした。
途中、声に出した文章が、なぜか“It’s easy to get rid of the rich, but it's not easy to get rid of the poor"・・・というもの。
最初は文章をそのまま言いながら、歩く・・・ところから始まって、だんだん文章の中の単語を自由にアレンジして言う・・・ようになったので、僕は日本語に訳して言ってやれと、「金持ちをなくすのは簡単だけど、貧乏人をなくすのは簡単じゃない」を色々アレンジして言ってみた。
「貧乏人、金持ち、簡単だけど、簡単じゃない」・・・みたいに。
他の人も、それを真似してくれようとして、面白かった。
そして即興で動くのは、最高!
*
この日は、期間中2回ある個人セッションの1回目もあった。
どんな人とあたるのか、アメリカのプロセスワーカーか、オーストラリアの人か、それ以外の人か・・・と楽しみにしていたのですが、日本の人と当たったのでやや拍子抜け・・・。
ま、気楽に受けられるので、これはこれでよかったのですが。
今日からは「身体を動かしていく!」というのを、この個人セッションを通して後押ししてもらった感じです。
セッションの中で前日の朝に見た夢を思い出しました。
**
何だかわからないものが、僕の布団の上でごそごそしている。
それが背中をつつき出す。
痛っ!身体を起こしてみると、何羽かの鳥が、僕の周りにいて、一羽が背中をつついている。
**
・・・というところで、目が醒めました。
もちろん、部屋の中に鳥はいませんでしたが、鳥の鳴き声が朝からけたたましく鳴り響いていました。
日本では聞いたことがない独特の鳴き声が。
バッチリ目が醒めてしまったので、「ビーチまで散歩に行こう!」と思い、洗面所で鏡を見ると、夕べ、髪の毛が乾ききらないまま寝てしまったので、逆立ってました。
寝ぐせを直して、ビーチに向かうと、途中で白くて大柄な鳥が、目にとまりました。
(これは後々、ブルーマウンテンズ国立公園で撮ったもの)
よくよく見ると、この鳥も、頭の毛が逆立っている!
これは鳥のように野生的になって、人を揺り起こすような存在になれ!というメッセージだと受け取りました
*
野生の鳥は、オーストラリアにいる間じゅう、僕を魅了し続けました。
中でも、この白くて頭が逆立っている鳥は、気になったので、オーストラリアの人に聞いて見ると、それはCockatooの一種ではないか・・・ということでした。
ネットで調べてみると、オウムの一種で「キバタン」らしい。オーストラリアではかなり一般的な鳥みたい。
僕にとっては、Cockatooはなじみのある言葉だった。
シンガポールのミュージシャン、ディック・リーのアルバムの一曲に、「Cockatoo」というのがあるのだ。
「Asia Major」というアルバムは、1990年発売ということで、もう16年くらい前、大学生時代に出会った。
何度も聞き込んだ曲で、今でも鮮やかに思い出せる。
Cockatooが鳥のことらしいというのは分かって聴いていたが、やっと出会えた。
こんなにご縁を感じる鳥になるとは思わなかった。
Cocktooの力を借りて、2日目はスタートした
~つづく~
by matsuzoh2002
| 2006-05-13 19:36
| ワールドワーク@シドニー'06