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身体で思いを形にするワークショップblog

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「こうなってほしい!」「そのためには、今どうすればいい?」そんな思いを、「体で感じる」ことを重視しながら表現するワークショップの進行役(ファシリテーター) まつぞうのblog

自分で自分を抱きしめる

もう1つ、木曜日にあったFTCでのワークのお話。

この日は、自分のなかにいる「いろんな自分」を表現して、眺めてみる・・・ということを実験的にやってみました。

自分の中にいる「怒っている自分」「悲しんでいる自分」「寂しがっている自分」「楽しんでいる自分」・・・などなどを、他人の身体を使って、その感情を表すポーズを取ってもらうこと(「人間彫刻」)で、表現してみる。
複数の人間彫刻を、彫刻同士の位置関係・向き・距離などを自分にしっくり来るように配置することで、自分の中にいるいろんな自分が、どんな風景を作り出しているのか、客観的に眺めることが出来ます。

ただ眺めるだけで、自分の中にある「いろんな自分(いろんな面)」について、様々なことに気づくことができることでしょう。

そして彫刻の形を変えたり、配置を換えたり、新しい彫刻を登場させたり、様々に展開すると、自分の内面で起こっている問題や葛藤が解決できるヒントが見つかるかもしれません。

・・・そのような期待の元に、初めてやってみたワークです。
どんな効果があるのか・・・ということについては、まだまだ未知な部分も多いです。今後実践を重ねていくことで、いろいろ見えてくることでしょう。



さて、まず僕がこんな感じでやるんですよ・・・と例を示した後、参加者の1人、Bさんが、「私もやってみたい」ということになったので、やっていただきました。

プライバシーに関わることなので、ここでは詳しくは触れませんが、Bさんが創った「自分の中のいろんな部分」で、印象的だったのは、真ん中で2人がしっかりと抱き合っている所でした。

いったん説明なしで創ってもらった後で、説明を聞いてみると、1人は「Bさん自身」で、もう1人は「他人」だということでした。
今回のワークの趣旨が「自分の中のいろんな自分」を表現する・・・ということだったので、「他人」である「抱きしめる人」の役はいったん外しながら、ワークを進めました。

ワーク終了後、振りかえってみると、もう少しこの「抱きしめる/抱きしめられる」ということについて深めてみたらよかったかな・・・と思いました。

Bさんが、しっかりと抱きしめられる。

それだけでなく、Bさんの役は誰か別の人にやってもらいながら、Bさんには「抱きしめる人」の役をやってもらう。

・・・特に、このBさんに「抱きしめる人」の役をやってもらう・・・というのは、実際に試してみたかったな・・・と思いました。

というのも、土曜日の朝、目覚めの時に、ふと「自分で自分を抱きしめる」という言葉が浮かんできたのです。

誰か自分を抱きしめてくれる人がいるのは素晴らしい。

けれども、そう望んでもそれがかなわない時もある。
特定のパートナーがいない人はもちろんのこと、いる人だって、お互いの都合が合わないこともある。

そんなときには自分で自分を抱きしめる。

それも大事。それは必要。

たとえ、抱きしめてくれる相手がいるときでも、同時に自分で自分を抱きしめる。

よき理解者がいてくれればうれしい。でもやっぱり自分の最大の理解者は自分だ。

今後このワークを進めていく上で、そしてもちろん自分の今後の生き方にとっても、大事なことだと思う。
by matsuzoh2002 | 2006-03-12 15:13 | ファシリテーターとして