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身体で思いを形にするワークショップblog

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「こうなってほしい!」「そのためには、今どうすればいい?」そんな思いを、「体で感じる」ことを重視しながら表現するワークショップの進行役(ファシリテーター) まつぞうのblog

ホントに希望も悩みもないのかい?

ホンマな部分もあるとは思うが、どこまでホンマなん?って思う。

日本の高校生は希望無く、悩みも無く…=成績や異性交遊、米中韓と比較-青少年研


まず調査自体が、どこまでホンマなん?って思う。

「あなたには悩みがありますか? はい・いいえ」

・・・質問の仕方がどうだったかはわからないので、わからない部分もあるが、ここで「いいえ」と答えたら、悩みはないってことにしてしまって、ホントにいいのか?

「はい」って答えた所で、それ以上その悩みにつっこまれることがないとわかってはいても、「はい」とは答えにくい人もいっぱいいるだろう。

もちろん調査されている方も、そういう疑問は持ちながらされているのかもしれないのだが・・・。

しかし、「こういう質問をした結果、こういう答えをした人が×%」というような、報道ならまだしも、「日本人の高校生の×%は悩みがない」みたいなところに落とし込まれると・・・何だか居心地が悪い。

事実のみを伝えてほしいのにな。ほとんど無理だけど。

そして、そのデータに対して調査元の日本青少年研究所は

同研究所は「日本の高校生の意欲の低さと勉強離れの傾向が出ている。ゆとり教育との関係なども分析したい」としている。

・・・というような方向性をお持ちのようだ。

なぜにここで、ゆとり教育が取りざたされる?

学習意欲の低下 ⇒ ゆとり教育が悪い!

なのかな?僕の読み方が偏ってるか?

僕としては、好きなものを見つけて、それに向かう意欲と、学習意欲をリンクさせられたらいいと思うな。

そのためには、好きなものを見つけた人たちに、いっぱい出会う環境が、豊富にあればいいと思う。

学習意欲を高めたい! ⇒ ゆとり教育を生かして、そんな人たちといっぱい出会う場を創る!

というような分析の方向性にしていただければ幸いです。

でも、そんな方向性の議論をあまり見聞きしない気がして、不安です。
by matsuzoh2002 | 2006-03-02 06:59 | ニュースとつぶやき

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