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身体で思いを形にするワークショップblog

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「こうなってほしい!」「そのためには、今どうすればいい?」そんな思いを、「体で感じる」ことを重視しながら表現するワークショップの進行役(ファシリテーター) まつぞうのblog

ブラジル音楽の奇才 エルメート・パスコアル

昨日のファシリテータートレーニングのお昼休み。

ワールドワークのCDを見たプロセスワーク仲間から、おすすめのワールドワークのCDを聞かれる。

ワールドワークって、広すぎて絞れな~い・・・ブラジルなら結構持ってるけど・・・サンバ的なリズムが熱いヤツと、ボサノバだったら、どっちがいい?・・・っていうような話になり、メローな女性ボーカルのボサノバ系のCDを貸すわ~、という話になった。

そこへもう1人の仲間が、「エルメート・パスコアルって知ってる?」って話をふってきた。

え!?
ここでそんな名前を聞くとは思わなかった。

彼のCDは1枚持ってるけど。あんまり知らない。
でも、記憶に残っている印象を語ったら、「あらゆる物を楽器にするような、偉大なるアホ(もちろん、関西的ないい意味での)のじいさん」・・・という説明になってしまった。
なんと言ってもダントツに印象に残っていたのが、「うがいをしながら歌っているかのような、水をぶくぶくさせているような謎の演奏」だからなぁ。

そして今日久々に、CDを聴いてみる。

持っているのはEu e Elesだった。

あまりにアホな部分を強調しすぎて説明してしまった後に、耳に入ってくるのは、意外とまともで心地よい音でもあった。
ベースはしっかりしている・・・ってことなんだよな。
そのベースの上で、遊んでる。計算づくでボケてる・・・そんな感じなんだな。

ボケっぱなしのお笑いでは笑えない。ベースがしっかりしてる上にボケが来るから、笑える。

それに近いものがある。
エルメート・パスコアルはお笑いではないが、楽しい。

ジャンル的には、ジャズとロックの間くらいで、サンバも混じるって感じ?
プログレッシブ・ロックちゅうやつですか?

そんな彼のことをもっと知りたくなり、検索。

エルメート・パスコアルの世界という詳しく、思い入れのあるページに遭遇。

1936年生まれ、今年で70だぜ、爺さん、ナイス!

僕が持ってるアルバムは1999年作品。63歳か。

60種類以上の楽器を1人で全部演奏!すげぇ!
ほとんどはまともな楽器なんだろうけど、ヤカンとかミシンとかアヒルのおもちゃとか、ありえないものが混じってるよ。

ライブレポートも掲載されてる。
2004年には京都にも来てたのか!
レポート、めちゃめちゃ楽しそうだ。行きたかった!
これ読むと「ぶくぶく」の正体は、水入れたヤカンを、トランペットみたく吹いてるみたいだね。
アホや。

こんなじじいになりたいね。
年も年だけど、また来日してくれないかな?
by matsuzoh2002 | 2006-02-20 13:16 | 歌とつぶやき

by matsuzoh2002