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身体で思いを形にするワークショップblog

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「こうなってほしい!」「そのためには、今どうすればいい?」そんな思いを、「体で感じる」ことを重視しながら表現するワークショップの進行役(ファシリテーター) まつぞうのblog

夢の山陰

まずは今年の2月頃に見た夢の話から。

2月だから、まだ前の仕事をしてた頃の夢。
他の事業所との共同の市民向けのセミナーの企画の会場が、なぜかハワイ。
なんで?と思いながらも、セミナーは終了。
セミナー会場から宿泊先まで、砂浜を歩いて帰る。
でも、同じような帰り道がいくつもあって、どっちに行っていいかわからなくなり砂浜で迷う。
やがて、宿泊先ではない、木造の古い建物へ迷い込む。中には男性更衣室のような、汗臭い、猥雑な部屋がある。
そこに子泣きじじいのような、背の低い妖怪的な老人がいて、やけに大きな目でギョロリとにらまれたあたりで目が覚めた

・・・そんな夢。やけに覚えているのは、5月にミンデル夫妻のプロセスワークのセミナーで、この夢をワークしたからだ。

ワークの結果、この夢は山陰地方を象徴するものにあふれていることに気づいた。
砂浜は鳥取砂丘。子泣きじじいは、水木しげるロードの境港。背の低い老人は、竹下登だ。島根だ。
そしてハワイは、どうもハワイらしくないのでおかしいなと思っていたら、これだけ山陰が重なってくると、鳥取県の「羽合」に違いない!

そして、僕が夢全体を「後ろ向きで進む桃太郎」として体験する、というイメージが浮かんできた。
桃太郎は岡山だが、岡山は僕にとって未知の土地ではない。山陰は全く未知だ。
未知の土地へ、正面切ってではなく、後ろ向きで進んでいく。竹下登のような、保守的なじじいにも、正面からはぶつかれなくても、後ろ向きながらもなんとかぶつかっていく・・・そんな筋書きが浮かんできた。

そんな山陰を、初めて仕事で訪れることになった。
夢には出てこなかった大山へ。砂丘も羽合も境港も島根も行かないけど、この夢を締めくくることになるのかもしれない。
向き合うのは保守的なじじいではなく、子どもたち。
子どもたち相手にワークショップするのは初めて。未知への挑戦。

「後ろ向き桃太郎」のスピリットとともに、どんな体験になるのだろう?
楽しみだ。
by matsuzoh2002 | 2004-12-21 01:52 | プロセスワークの参加体験

by matsuzoh2002