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身体で思いを形にするワークショップblog

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「こうなってほしい!」「そのためには、今どうすればいい?」そんな思いを、「体で感じる」ことを重視しながら表現するワークショップの進行役(ファシリテーター) まつぞうのblog

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その3の続きです。僕が泣きまくっていた1日目の全体でのワークの後のお話。

グループ全体のワークのあとは、小グループのワークの時間でした。

約40人のグループでは発言できなかった人もほとんどなので、それを補うような意味合いで、1人1人が発言できるようにする場です。(発言したくなければそれもよし)

で、その日の昼に、急に言われて小グループのファシリテーターをすることになっていて、ドキドキものでした。

でも1人ではなく、2人ペアのファシリテーターだったので、助かりました。1人だったらどうなってたことやら。

ファシリは日本人チームでした。

で、小グループはイスラエルの人、パレスチナの人、アメリカの人と、われわれ日本の人。
アメリカの人以外は英語が母語でない人たち(イスラエルの人はひょっとしたらそうだったかもしれないけど、多分違うと思う)。

特にパレスチナの人は3人のうち2人の男性は英語があまりできない・・・ということで、残る1人の女性が通訳をしながら進めることに。

結果的に、この通訳の時間が入るおかげで、話し合いのペースはそんなに速くならなかった。それも助かった。

(グループ全体でのワークでも、パレスチナの人の中で通訳を買って出る人がいて、その人の周りに英語がよく分からない人が一角に固まっていた。そこでは、通訳のために全体の流れが止まることはほとんどなく、つまりは、ほぼ同時通訳をしたいたようだ。すげぇなぁ~。)

話の内容はほとんど覚えてない。

ノートもあまり取れていないけど、

・お互いを理解できない人たち
・悲惨な現実

が語られる一方で、

・悪循環を止める
・未来を変えるためのアイデア・希望

も語られた。

また、パレスチナの人の発言で「自爆テロを起こす人の気持ちは、理解できる部分もある。けれども、『テロリストの気持ちが理解できる』のと、『テロリストを支持する』というのはまったく違う」というのが、とても印象的だった。

しかし、それ以上に印象に残っているのは、パレスチナの男性がよくしゃべったこと。通訳の女性が英語で発言してイスラエルの人に質問を投げかけたあと、それをアラビア語に訳す前に、男性が自分の発言をしてしまい、女性はその通訳をせざるを得なくなり・・・ということがあって、せっかく投げかけてくれた質問が流れてしまいそうになり、ファシリテーターとしては、質問の所にまで流れを引き戻すのがちょっと大変でした。

どうも、パレスチナというかアラブ全体的に、男性優位の文化だと言うのは前から聞いてますが、そういうのがここにも現れていたようでもあります。ここ以外でも、それを感じる場面もありました。女性の強さも感じる場面もありましたけど、男性との関係の中では、やはり発言権は男性の方が強いのかな・・・という印象でした。

人と一緒にファシリテーターをすると、人それぞれの特徴が出てきて、面白い。

僕はもう1人のファシリ、Mちゃんから、手の動きを使っているのがよかったと指摘され、あぁ、全然無意識にやってる・・・と、面白かったです。それがよかったのであれば、これは自分の持ち味っていうことやね。

一方、Mちゃんは場にどんな立場(ロール)からの発言があるのか、ノートにまとめてた。こういうのが僕はできない。あとでできても、進行しながらはとてもじゃないけどできない。

人それぞれ持ち味は違うなぁとあらためて実感。
補い合っていければいいコンビネーションになるだろうね。

急に言われて、ドキドキだった割には、なかなかよい体験でした。

1グループがファシリ含めて8人くらいでよかった。

シドニーでのワールドワークのときは1グループ20人近くいたし、英語のネイティブスピーカーも多っかたよな。
ロンドンでのワールドワークでも似たようなものかと思うとその辺がキツイよなぁ・・・。

イスラエルでアシスタントがうまく行っても、そこではわけが違いそうだ。
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by matsuzoh2002 | 2007-06-30 22:28 | ワールドワーク@エルサレム07
日付が変わって昨日、FTCの日でした。参加者計9人。まずまず。

午前中の第1部。
テーマを決めようとしても、なかなか出てこないので、参加者からの提案で2人組で話す時間を取ることに。
全員で輪になっている状態のまま、ひたすら出てくるのを待つ・・・というやり方も当然ありですが、2人組で話す・・・というのは、日本でやるには無理のない、いいやり方かもしれないですね。
アメリカで学んできてることを、日本向けにカスタマイズしていくことは大いに必要ですしね。

2人組で話したことをシェアする中で、テーマになりそうなことがいくつか浮上してきて結局「言いたいことを言うのがいいのか、言わない方がいいのか?」というテーマに落ち着きました。

言いたいことを言って「やっぱり言わなきゃよかった」という事態に陥ったり、言いたいことを言わずに飲み込んで「やっぱり言っとけばよかった」と後悔したり・・・

そういうところを入り口にすすめていったのですが、話の流れはいつしか、「誰かがPTAなどの役員をしなきゃいけないときに、自ら名乗り出る?名乗り出ない?」というようなところへと行き着き、それぞれの体験がシェアされるような流れに。

ロールプレイになかなか持ち込めないな・・・という流れのままに、体験談のシェアはそれなりに盛り上がり、ま、これはこれでよかったかな・・・というような終わり方でした。

「持ち回りで1度は必ず役員をやらなきゃいけない」という縛りの中でも、やってみたら意外と悪くない経験だった・・・という声が今日の参加者の中では多かった・・・という印象でした。
「積極的にやりたくはないけど、場の雰囲気を察して自ら名乗り出る・・・という人も複数いたりもしましたし。」
その一方で、「そんなのやるのは絶対損!」と徹底的に回避しようとする人もいる・・・という話は面白かったです。

ロール(役)を設定してワークを進めたなら、

1、「やってみると意外と悪くない経験だったし、やってもいいよ」

2、「そんなのやるのは絶対損!何が何でもやりたくない」

3、「やるのは義務!やらないなんて許せない」

の3極構造のような気はします。「3」の声も「そういう人もいる」という感じで出てきました。

2と3は、どちらもやりたくなくて、足の引っ張り合いをしているような。

そんな中に「1」が現れると、必要以上にいろんなものを押し付けられかねなくって、しんどくなりがち・・・という話もでてきました。

こうして終わってから振り返ると、こんな感じで進めたらよりよかったか・・・というのが見えてきます。
現場で見えてきたらよりよいんですけど、あとで見えてくることで今後に活かせます。
今日のいろんな意見・体験談を出し合うという流れもそれで悪かったわけではないんですしね。



今気づいたんですが、「テーマがなかなか出ない」という流れは、「役員に自ら名乗り出る人がなかなかいない」という話題を先取りしていたような気もします。


午後の前半は、まずはランクについてのレクチャー。そのあとのワークでは、ランクもからんで、参加者の家族と、その友達の間で起こった対立を扱いました。

午後の後半はレクチャーの続きのあと、ランクについてのワークを思いついたのをみんなで試してみよう・・という流れになったのですが、僕がまずデモンストレーションをして、あとで参加者のみなさんに小グループに分かれてやってもらうつもりが、僕のデモンストレーションが思いのほか参加者の注目を集め、それを掘り下げていくことの時間をたっぷり取る・・・という展開になりました。

午後については改めて詳しく書きたいと思います。
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by matsuzoh2002 | 2007-06-29 01:53 | ファシリテーターとして
今日は2週に1度のクラスメイトとの電話会議。

クラスメイトは1人がアイルランド在住、もう1人がアメリカ・コロラド州在住。
日本=午後10時、アイルランド=午後2時、コロラド=午前7時という誰かが早起きしなきゃいけないという時差の大きな3人組。

今日は話の流れの中で、来年のイギリスでのワールドワークをするかしないか・・・という話題になりました。

2年に1度の世界規模のワールドワークが来年4月23~29日、ロンドンであるのです。

そこでアシスタントをしたいなら、7月20日までに申し込んでね、というメールが来たのが先週。

過去に2回以上ワールドワークに参加したことがある人・・・などの条件付き。
僕は去年のシドニー1回しかない。
でも1回しか参加してない場合でも、それに代わるプロジェクトの経験があればいい・・・ということなので、イスラエルに今後も関わっていく・・・ということで代わりにしていくということで、申し込めるだろう、きっと。

しかしながら、今「申し込める」と打ち込むところを最初間違えて「申し困る」と打ち込んでしまったように、どうも困るんだよな、英語が。

・・・そういう話をしていると、僕のシドニーでの行動を覚えているアイルランドのクラスメイトは、「いやいや、『英語が出来ない』ということをその場に持ち込んだらいいんだよ、シドニーのときみたいに」という。 

確かに、あれは、英語が出来ないことを場の中央に持ち込んで、その後のワークにも大きな影響を与えた。
けれども、その後、言語以外の身体表現などを生かして、つながりが深まるような場作りをしていったほうがいい・・・というのが僕の方向性としては見えてきている。

それが「アシスタント」というイメージとつながってこない。
どうしても正式なアシスタントは「正式」なイメージが強い。
僕としてはあまり正式じゃない立ち位置から、影響力を行使したい・・・という思いは強い。

2日目くらいの夜に「言葉を越えてコミュニケーションを深めるゲーム」の時間を作って、4日目くらいに「被抑圧者の演劇」ワークショップの時間をとろうかな・・・というような青写真を描いている。
それはアシスタントとしてそれをやるという位置づけでやってもいいが、そういう位置づけでなくても、ぜひやりたいと思う。

それはそれでやるとして、それ以上にシドニーで見たような一般的な「アシスタント」もやる?・・・それは荷が重そうだ。
アシスタントして、自分がやりたいことはやりきった上で、それ以外のこともする・・・というのであれば、アシスタントとしてやってみてもいいのかもしれない。

アシスタントとは何か?

問題はそこか。
いろいろな人がいろいろなイメージを投影していることだろう。

まったく新しいアシスタント像が、僕を通して発現するのかもしれない。

アシスタントをするべきか否か、もうしばらく自問してみよう。
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by matsuzoh2002 | 2007-06-27 01:44 | 大学院(紛争緩和・修士課程)
Nさんの自立支援のバイトが降って沸いて、半月。

相変わらず、自発性には乏しく、直接接していると、イヤになるときもありますが、いろいろな作業所の見学に連れて行ってもらうようになり、近々作業所が決定しそうです。

他の人と共同で何かをする際には、いろいろと摩擦が生じそうな気がしますが、状況は好転して、自立支援の軌道には乗れるかな・・・という感じです。

糖尿病のための食事の管理は、入院せずに、自力で管理する道を探るということですが、かなり難しそうではあります。
「管理」と言うのがねぇ・・・。

お金の計算ができない。
薬がちゃんと飲めない。

食事の管理・・・ハードル高いですね。

ヘルパー派遣制度を活用して、生活環境の改善を図っていくと言う方向性で、それがうまくいくことを願います。



この半月、感情的にかなり巻き込まれて、自分のことが、おろそかになりがちでした。

時間的には日に数時間(不定)だけのバイトだったのですが、精神的にどっと疲れましたね、最初は。

大学院の宿題に取り組むつもりが、全然そんな気分にならず、うだうだしておりました。

そこに来て、大学院の先生から、「この前出したレポートが、テキストと違うことについて書きすぎ」というダメ出しが・・・。

正直むかつきましたね。

プロセスワークのファシリテーションを学びに行っている中で、他の「紛争解決手段」との比較研究をする・・・という趣旨のクラスだが、テキストは今ひとつ的外れ。
その的外れなテキストに、やたらとこだわるその先生。

他の紛争解決手段と比べて、プロセスワークはどういう位置づけになるのか・・・みたいなことを学ぶなら面白うそう、と思っていたのだが、テキストはプロセスワークにはまったく触れておらず、先生はそのギャップを埋めるでもなく、テキストにこだわる。

正直詰まらん。
レポートも意欲的に書こうと思ったら、テキストから離れた方が書きやすい。

そう思って、テキストを参考にしつつも、そこから我田引水して書いたレポートにダメ出し。

正直、こちらとしては、このテキストに、このクラスに、この先生にダメ出しをしている・・・他のクラスメイトも同意見多数・・・そんな状況で、お前に言われたないわ!と思う。

選択制のクラスなら、確実に他を選ぶ所だが、選択の余地なし。

そうは思いながら、その先生に対しては、マイルドに反論のメールを出し、宿題もほぼ書き上げた。

この6月、大学院コースで進めていくべきことを停滞させてしまった。

人の自立支援もいいけど、自分の自立支援も忘れずに進めなきゃね。

自分の中の「支援する人」を、自分のために活用すべし。
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by matsuzoh2002 | 2007-06-26 15:32 | 大学院(紛争緩和・修士課程)
毎月恒例FTC(フォーラムシアタークラブ)@宝塚のお知らせです。

次回のFTCは来週木曜日、6月28日です。
会場は宝塚市立男女共同参画センター(宝塚阪急ソリオ2・4階)です。

第1部 午前10時~12時
第2部 午後 1時~ 3時
第3部 午後 3時~ 5時

参加費=3部全部出席で1000円
      全3部のうち2つ出席で700円、1つ出席で500円になります。

6月の内容(予定)
第1部 自分の近況を振り返るワーク+その場でテーマを決めるグループでのワーク(ワールドワーク)
第2部 ランク(立場)が高い/低いことについてのレクチャー&ワーク+ワールドワーク
第3部 ランクについてのレクチャー&ワークパート2+ワールドワーク

3月のFTCで反響があり、4月に取り上げる予定でしたが、人数が少なかったために見送った「ランク」について、6月は取り上げたいと思います。

自分より立場が高い人に、言いたいことがうまく言えなくてお悩みの方、自分より立場が低い人とのコミュニケーションにお困りの方、ヒントになるかもしれません。ぜひご参加を!。

7月は31日(火)の予定です。
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by matsuzoh2002 | 2007-06-19 02:40 | ワークショップ開催のお知らせ
急にバイトがはじまったおかげで、エルサレムのワールドワークの報告もすっかり滞っています。
次の宿題の期限も迫ってくるので、そちらにも取り組まねばならず、ワールドワークの方は未完で終わってしまうかも・・・ですが、そうこうしている間にもパレスチナの情勢は悪化しています。

ほんの1ヶ月前にはワールドワークでエルサレムにいて、その直前にはパレスチナ自治区内のベツレヘムに観光に行っていたわけですが、この1ヶ月の間に情勢は一変。

1ヶ月前はハマスとファタハがガザ地区で内戦状態に陥り、ハマスに対してイスラエル軍が空爆をしている・・・というような状況でした。

その後ハマスは攻勢を強め、ついにガザ地区を制圧。
ファタハ幹部はガザ脱出をして、ヨルダン川西岸地区へ・・・ということでパレスチナ自治区、分裂の可能性という報道がされています。

ガザ地区だけでなく西岸地区も非常事態宣言が出されている・・・ということで、おそらく西岸地区も含めてパレスチナ自治区からパレスチナ住民が外に出ることは非常に難しい事態になっているのではないでしょうか。

ワールドワークも今の時期に予定されていたならば、中止を余儀なくされていたかもしれません。

調べていくといろいろわかってきます。知識が十分ではないので、ここにまとめて書くほどにはわかっておらず、この辺りで止めておきますが、今後もイスラエル・パレスチナ情勢は気にしていきたいと思います。
来年の5月にも再び行なおう・・・と盛り上がったワールドワーク、果たして無事に開催できるのか、事態を見つめていきたいと思います。
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by matsuzoh2002 | 2007-06-17 19:13 | ワールドワーク@エルサレム07
去年の10月に関空の2期島で測量のバイトをしてるときにトノサマバッタがかなりいたので黒バッタ舞う島という記事を書きましたが、さらに大量発生したのがニュースになってて、懐かしく思います。

なんか、こういう、「ニュースの現場を知ってる!」っていうのは、テンション上がり↑ますね。

数百万匹・・・当時何匹いたのやら知りませんでしたが、天敵がいないなら増えるのも納得ですね。
ニュース画像をよく見ると分かりますが、バッタ達、黒いです。
滑走路のアスファルトに保護色で適応したかと思われます。

もう今年から供用開始ということで、測量で訪れることもないでしょうけど、次に海外に行くときは、そこから飛ぶかもしれないしその時は、バッタのことを思い出すことでしょう。
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by matsuzoh2002 | 2007-06-14 12:04 | ニュースとつぶやき
今日のNさん支援のバイトは夕方からだけでした。

1日の生活費1000円を、前日の夕方に渡す・・・ということにしてるんですが、昨日は実験的に、2日分渡してみたのです。

それで今日、Nさん「お金が余ってるんです」などとおっしゃる。

そして、「明日の分のお金をください」とおっしゃる。

え?「昨日渡したでしょ」というと、あっけにとられたような顔をしている。

どうやら、昨日2日分お金を渡したことをお忘れのようで」

「今、いくら残ってるんですか?」と聞くと「850円くらい」とのこと。

Nさん、余ってないですよ。もう明日の分まで食い込んでますよ。

うーむ。診断が下っているのは、「精神障害」だが、Nさん、どうも記憶や認知に障害があるらしい。

そしてその後、おとつい、昨日、今日と、3日続けて通った、内科の薬が、まったく指示通りに飲めていないことが判明。
多少忘れたりするのは仕方ないが、2日前にもらって、1日1錠の薬が、すでに4錠もなかったり、1回2錠の薬が奇数だけ飲んであったり、見るからにまったく把握できていないことがよく分かる。

は~。

結局、薬を仕分けて渡すことにしたのだが、食前・食後の薬が混在していて、ややこしいこと山の如し。
朝食前、朝食後、昼食前、昼食後、夕食前、夕食後・・・に振り分ける。めんどくせぇ~。

明日、メンタルクリニックへかかり、より詳しい診断が近々くだるだろう。

おそらく障害の等級が見直され、よりプロフェッショナルなヘルパーさんが派遣可能になれば、僕はお役御免になる。

ヘルパーさんがしっかり付けば、糖尿病の食事療法も入院なしでも可能かもしれない。

その後も僕が関わるとすれば、生きがいを探したりとか、そういう部分でしょうかね。

今は予想外の気苦労が多すぎて疲れる疲れる。

で、疲れているうちに、夜10時から、大学院のクラスメイトと電話会議があるのをすっかり忘れてた。

ちょうど薬の仕分け作業をしていたのだ。予想外の作業で相当気疲れしていた。そのせいか。

Nさんの記憶の悪さに巻き込まれ、僕も記憶力低下。
1時間の会議予定が、45分遅刻。

もっとも3人のグループで、僕の遅刻は今回始めて。後の2人はすでにすっぽかし経験1~2回あり。
ある意味これで3人は対等だね・・・みたいな話を残り15分でしてた。

Nさんのことも明日はわが身。

いつの間にか脳機能が微妙に損なわれてるという「高次脳機能障害」、Nさんはますますそれっぽい。
いつ誰に起こってもおかしくない病気/障害だ。
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by matsuzoh2002 | 2007-06-14 00:35 | つぶやき
昨日の夜医者に行ったNさん。

今朝も訪ねていくと、今日も医者に来る様に言われたとのこと。

昨日同様、お金を渡して医者においていこうかと思ったが、どうも何かありそうな予感。

案の定、どうも入院した方がいいらしい。

軽い糖尿病だと聞いていたが、かなり悪化している模様。

それに加えて動脈硬化が相当ひどいらしい。血管は80代相当らしい。ヤヴァいがな。

検査までの間に待ち時間ができ、僕が医院の外に出て、NPOの雇い主と電話をしていると、Nさんも出てきて、タバコを吸い出した。

動脈硬化がひどいと言われた後にタバコ?アホやと思ったが、電話中なのでとりあえず何も言わなかったが、医院の受付の人が外に出てきて、タバコを吸ってるのを見て叱責してた。
アホだ。そもそも灰皿もない外でタバコを吸う時点でいかれているが、入院するのしないのの自分の身体に対する危機感乏しすぎ。
後で聞いたら、前に入院してるときも喫煙コーナーで吸ってたから・・・と今後も吸えるつもりでいるらしい。動脈硬化は当時はなかったが知らんが、今後の喫煙は無理だろうよ。
そもそも動脈硬化が何かさっぱりわかってないらしいことがやがて判明。あ~あ。

病院の待合室でNさん、「入院やめたろかな」とか言う。
「なんで」って聞いたら、「入院せずに、このまま死んだろかな」とか言う。絶句。他の患者さんも結構いるというのに、何を言うとるんじゃ。
しかも口調に深刻さもなく、聞いてあきれる感じ。
「天罰かな」「一難さってまた一難」とか、どれも深刻さもなく言う。どこか嬉しそうにすら響く。

結局自立したくないんだろうな・・・とやはり思う。
危険な状態まで来てもその自覚もなく、タバコがやめられない。
糖尿病なのに果物が好きだからと、やたら食べたがる。ちょっと調べてみると、果物がまったくダメと言うこともないようだが、全食事の20分の1くらいに抑えるべきらしい。Nさんの好きに任せると、確実にバランスが崩れそうだ。
3食ちゃんと食べるのがいいらしいけど、昼・夕しか配食サービスがないので、朝食べない。自分でなんか買って食べーよ。「朝も出るようにしてほしい」とか言う前に、自分で何とかなるだろうに・・・。

パチンコ依存(アッパー[興奮系]の依存)。お金への執着。成功にあこがれる。どうやって、何をして成功するか、ビジョンなし。

ニコチン依存(ダウナー[鎮静系]の依存)。落ち着いた状態へのあこがれ。落ち着いた状態で何をしたいのか、ビジョンなし。

依存の結果、金銭管理が麻痺し、肉体が崩れていく。あ~あ。

言われたことはやろうとしても、自分から何かをしようという気力に乏しくて、こうはなりたくないなぁ・・・という反発のエネルギーが見ている僕の中で高まる。

自立支援のお手伝いをしている訳だが、自立を支える身体がガタガタでは、自立どころではない。
入院となればしばらくは、病院におまかせですな。
僕の役割も終了・・・となりそう。

いろいろと社会勉強にはなったし、それがいいのではないでしょうか?
せめて、体力的にはましになって戻ってくれば、自立にも多少は近づけるんじゃないでしょうかね。今は心身ともにストレス耐性がほとんどなさそうなので、せめて身体だけでも何とかしてほしいものですわ。
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by matsuzoh2002 | 2007-06-13 02:22 | つぶやき
さて、週も明けて金曜日に続いてNさんの生活支援のバイトです。

まだ慣れないうちなので、なんだかんだで1日仕事ですなぁ・・・。

高次脳機能障害が疑われるNさん。

40代で性格が急変したらしい。

「自立支援」のためのプログラムのはずだが、自分から申し込んだというよりも、親の希望で入ったというニュアンスが強く、結局のところ、本人は自立よりも、むしろ楽な方に楽な方に流れようとしている印象。

「前にいた××という施設は、デイケアで3食とも食べれてよかったなぁ・・・」などと言う。

そこに戻りたければ戻るがいい・・・と思う。
「患者」の立場に甘んじてもらった方が幸せなのかもしれない。
障害者年金をパチンコに継ぎこんで、これではいかんと思った親が「自立支援」を望んだようだが、無理かも知れん・・・と正直思う。

高次脳機能障害だとすれば、それ相応のリハビリテーションを受けた方がいいらしい。
ど素人にできることは限られている。


掃除も洗濯もろくにできない。
洗濯機がないので風呂場に水を張って洗濯を・・・してほしいのだが、なぜか洗剤を使おうとしない。しみだらけのシャツを、水につけて、ちょっともんで、「洗った」とおっしゃる。
1人でここで暮らして外に出ないつもりなら、それでもいいが、何か仕事がしたいともおっしゃる。
外に出たいのならちゃんとしろ・・・と思う。
外でちゃんと仕事ができてるなら、どれだけプライベートが汚くてもそれでいいのだが、今のままでは仕事はできそうにないのだから、まずは身の周りをちゃんとしなきゃ・・・とこちらが気を回しても、本人はどう見てもしたくなさそう。
自発的にする気がないのなら、放っておきたくもなる。

今日から道具を買い揃えて、好きだという書道の時間を作った。

「成功する」と書くNさん。
「何に成功したいんですか?」と聞くと、「人生に成功したい」と。
「人生に成功したらどうなるんですか?」と聞くと、「ゆとりのある生活ができる」と。
「ゆとりのある生活ができたら、どんな気分になるんですか?」「気持ちが落ち着く」
「気持ちが落ち着いたら何をしたいですか?」「・・・何もないです。」

何もしたくない・・・。やっぱり患者のままでいいんじゃないのか?

自立したがってない人の、自立支援。どこか無理がある気もする。

それも今日は、携帯メールが曲がりなりにも打てるようになった。

僕にこの仕事を引き合わせたYさんが、電話がやたらNさんからかかってきて困ってたのが、軽減されることだろう。

暴力未遂沙汰を起こした別のNPOで、屋上のプランターでイモを栽培しようという打診があった。
Nさんにそれを伝えたら、「ぜひやりたい」と嬉しそうだった。

かすかな希望もないことはない。

今夜は糖尿病の治療のために、引越し後はじめての内科に連れて行き、そこで別れた。
治療費はNさんに払ってもらうべく、1万円を渡した。

正直、信用しきれていない。おつりをちょろまかしていないかどうか・・・明日の朝、どうなってるかヒヤヒヤものって言うか、楽しみって言うか・・・。
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by matsuzoh2002 | 2007-06-12 00:44 | つぶやき