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身体で思いを形にするワークショップblog

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「こうなってほしい!」「そのためには、今どうすればいい?」そんな思いを、「体で感じる」ことを重視しながら表現するワークショップの進行役(ファシリテーター) まつぞうのblog

カテゴリ:その他ワークの参加体験( 34 )

新聞記事を劇にするで紹介したワークショップに参加するために中之島の中央公会堂へ。月曜の昼間。
標準的な勤め人は来られない時間帯。

やっぱり「演劇やってる人」が多いかな・・・と思いながら会場へおもむくと、ストレッチや柔軟を自発的に始める人が少なくなく、あ、やっぱりという印象。
「下手でもええやん」「だれでもできる」系を好む僕としては、こういう場は久々。
いろいろワークショップは受けてるし、引け目に感じてるほどではないものの、自分の立ち位置は「演劇やってる人」とは思わない。かと言って「やってない人」かどうかも微妙。

少なくとも自分でやるワークショップは主に「やってない人」向け。

90分で短い演劇作品を発表・・・というのはやっぱり「やってる人」向けでないと難しそう。
今日は「やってない人」も混ざっていたとは思うけど、やってる人に引っ張られてついていった感じかな・・・と勝手に推測。

参加者としては楽しかったです。さすが、やってる人たち90分でもできてしまうなあ、と。
できるだけしゃべらない作品を・・・という方向づけがあったのに、ちょっとしゃべり多めになってしまってもったいなかったかも。

「ワークショップ提供してる人」の視点がどうしても入り込んでしまうけど、その視点からすると、「演劇やってる人」向け「やってない人」向けは違うなあという当たり前のことの再確認になりました。途中のエクササイズやゲームもやっぱりやってる人向けかな。進み方速いし。「人間彫刻」的なこともあったけど、短時間ですっとできてしまうし。

演劇やってない人向けのワークショップをやっていて、かつ、自分が「演劇やってる人」というアイデンティティをもてないとなると、自分のワークショップは「演劇」を名乗るのはやめとこう・・・ということになるのだよな。
これも「演劇やってる人」の場に久々に触れた上での再確認事項。
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by matsuzoh2002 | 2012-08-06 23:56 | その他ワークの参加体験
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今日はワークショップを受けに国登録有形文化財だという芝川ビル@淀屋橋へ。クラシックなカッコいい外観です。会場は4階のテラス横の部屋で、そこは外観の重厚さとはまた違うオサレな感じでした

受けてきたのは、ドラムサークル。なんと配信されてたものがアーカイブされてるではないですか。雰囲気を見てみたい方はこちらでどうぞ。

ドラムサークル、楽しかったです。元々打楽器好きなので、とにかくどがちゃかたたくというだけで気持ちいいです。
なので、ファシリテーターを務められてた「どんちゃか村」さんのドラムサークルのイベントには今後も参加させてもらおうかと思います。

『誰でも参加OK』「間違ってもいい,それが正解」というのが素晴らしいですね。敷居低すぎ。

「楽器とか太鼓とか苦手な人」という問いかけに数人の人が手を上げる。

それでもOK.苦手でもやってみようと思えるところが、1回ワンコイン500円でいろんなワークショップが受けられるというInternational Workshop Festivalならではなのかもしれませんね



ドラムサークルで太鼓や鳴り物叩いて思い出したのは、うちの押入れで眠っているタイの太鼓のこと。

15年くらい前、旅行の帰り際、なかなかいい音なので衝動的に連れて帰り、けど活躍する機会もあまりなく、死蔵されている。

「どんちゃか村」さんでは楽器の持ち込みも全然ありだそうなので、次参加する機会があれば持ち込んでみて、そのまま寄贈しようかな、と。

叩いてみて気に入ったら今後も愛用する可能性もなきにしもあらずだが、持ち運びが大変なので、そちらで活躍してもらったほうが、太鼓さんにとっても本望なのかな、と。



「誰でも参加OK」「間違ってもいい,それが正解」・・・そんなドラムサークルは心地よかった。

けどそれは、自分がどハマリして、自分でもやるようになった演劇(のようなもの)ワークショップも同じこと。

そして、最近はお休みしてるけど、ダンスのジャンルでも、それに近いビオダンサとも出会ってる。

各ジャンルの「誰でもOK 。間違ってもOK」と、せっかくいろいろ出会ってきてるので、一度に体験する機会があっても面白いね・・・というのがドラムサークル中に思い浮かんだもう1つの妄想。

「下手でもええやん!アート体験フェスティバル」みたいなものを1日か2日かけてやると面白そうね。
演劇、音楽、ダンス、取り揃えて。絵を描いたりするので同じコンセプトでいけるのがあれば組み込むもよし。

各ジャンルでそういうムーブメントが起こってるのは面白いですね。
「セラピー」の文脈で取り組まれてるものも多いですが、もう少し広い文脈で、世の中を元気にするお祭りをしてみたいかな・・・というとりあえずの妄想です。
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by matsuzoh2002 | 2012-08-04 22:51 | その他ワークの参加体験
去年観に行った、ドラムストラック

今年はこの14・15日が大阪公演ですが、今年は縁あって、前日のゲネプロ(通し稽古)に「観客役」として加わってきましたよ!

普通の音楽ライブのゲネプロは「観客役」を入れる必要などないはずだけど、このドラムストラックは、去年の記事で紹介したとおり、客席1個1個にジャンベが置いてあって、観客も叩く公演なので、「観客役」がいないと、感じが出ないんでしょうね。

去年は大分後ろの方で観て、十分楽しかったけど、今回は、なんとラッキーなことに最前列!

まぁ、数十人しか観客役いなかったので、一番後ろでも、3,4列目でしたが。

しかし最前列で観たら迫力が違う。楽しい。

本番は満席なら1000人以上の会場だから、会場全体の雰囲気で考えたら、数十人のゲネプロって小さな盛り上がりでしかなかったんだろうけど・・・

でも、最前列で観てる限り、1000人でも数十人でもあまり変わらない気がしたな。

なんと言っても、ゲネプロだから手を抜いてる感じもなかった。がっつり楽しませてくれた。

去年よりもお得でした。

大阪の後も、東京で長いことやった後、全国行脚するみたいです。おススメです。
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by matsuzoh2002 | 2010-08-14 03:43 | その他ワークの参加体験
あんまり夢を覚えていないのだけれど、今朝、いったん6時半に目覚めた後、2度寝したときの夢はよく覚えてた。

いいタイミングで覚えてたものだ。

この日はゲシュタルトセラピーのワークショップを受けにいくことになっていて、そこでは夢を扱うこともできる。

「最近夢見てないなぁ。なんか見ると面白いかも・・・」と思いながら、前の晩は寝て、1度寝では覚えていなかったのに、2度寝で見事に見た。

夢を扱うワークは、プロセスワークを学んでいた頃はよくやったけど、えらい久しぶりだ。
プロセスワークはいろいろなものを下敷きにしてるけど、その中でもゲシュタルトは影響が大きかったものの1つ。
僕が紛争ファシリテーションの大学院在学中の師匠もゲシュタルトからプロセスワークに行きついた人だった。
僕がやってる演劇を活用したワークショップは、ゲシュタルトに似てるという話を聞いていたので、1冊本を読んだことがあるだけとは言え、ゲシュタルトはそんなに知らない世界ではないのでは?と思いつつ、楽しみに初参加した。

ゲシュタルト・セラピーとは何ぞや?という説明は僕の手には負えないので、検索してください。(丸投げ)

聞いてた通りの体感型のワークだということと、「セラピー」という名前がついてしまっているけど、自分で発見していく・気づいていくことが重視されているので、受け身で癒される・・・というものを想像したらそれは違いますよ~ということだけ言っておきます。

そういう点ではやっぱり僕がやってるワークに近いし、「セラピー」に変わるいい呼び名があればいいのにな・・・という気が勝手にしています。「セラピー」という言葉の持つイメージを変えるのって難しそうだし。

それはさておき、僕が今朝見た夢をワークして、あぁ、そういうことだったのか!という体験をしました。

こんな夢だったんです。



何人かの仲間と飲み会をしている。
どうやら何か助成金を申請しているようで、そのことが話題にのぼる。

そこへ
僕の携帯が鳴る。
「幹事長」からだ。

「幹事長?誰?」と思いながら電話に出ると、「小沢幹事長」だった。

(※この夢はフィクションであり、実在の人物とは関連がありません。
そもそも「小沢幹事長」って誰ですか?「小沢前幹事長」ならたまにニュースで見るけど。)

突然の幹事長からの電話に驚く僕。

そして幹事長は言う。

「私の力で、君の助成金を取らせてあげよう」

え~~~~~~~~~~~~~~~~!

助成金をいただけるのはありがたいが、果たしてこんな人物の申し出を素直に受けていいものか?

大いにドギマギしながら目が覚める・・・



夢の中でも、あれ?もう幹事長じゃないだろ?とか思いながら話が進行するという、半分夢だと気づきながらの夢でしたが、小沢幹事長の登場って、実に唐突。

夢を語っている段階で、他の参加者もこの登場には大笑いでしたね。

この夢の中での僕的なクライマックスは、助成金を受け取るのか否かの葛藤。

心揺さぶられて、もう寝てられなくなった訳ですから。

その葛藤を体感するために、2つの座布団が登場。

1つは、幹事長の甘言に乗っかって、ありがたく助成金をいただくという選択。
もう1つは、幹事長のさじ加減で助成金を受けられる状況に疑問を感じ、話を断るという選択。

それぞれの選択をするとどんな気持ちになるのか?

バーチャルな設定とは言え、それぞれの座布団に座れば、その気持ちはありありと感じられることになる。

まずは自分の気持ちに近いであろう「断る」方の座布団へ。

・・・やはり、「もらっておけばいいのに」という思いもないわけではないが、個人的に共鳴できない幹事長(誰?)の申し出に乗っからないという選択は、すがすがしさを感じた。

そして今度は「いただく」方の座布団へ。

・・・「幹事長側についてしまった」という、今後身動きが取れなくなりそうなことについての窮屈な感じが堪らない。やはりこちらの選択は取れないと感じた。

2つの立場を体感した後、元いた場所に戻る。

ファシリテーターから問いかけをいただく。

「今まで同じような葛藤を感じたことはありませんか?」

・・・こう問いかけられて、初めて気がついた。それまで、そういう風にとらえていなかったのに、問いかけられた瞬間、そうとしかとらえられなくなった。

・・・これって、仕事を辞めるときの葛藤と選択やん!

結局やめる方を選んだんだもんね。

今回の夢で言えば「断る」方。

その後、「夢を追う」という方向性は、まだ軌道にうまく乗ってるとはいいにくい状況ではあるけれど、あのときの葛藤を思えば、こちらの道を選んだのは、必然。

初心に還らせてくれたんだね、この夢は。

小沢幹事長のことは知らないけど、それに象徴される何かには乗っかれなかったのである。細かいことは内緒。ワークの現場でも言わなかったし。

何はともあれ、よいワークでした。
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by matsuzoh2002 | 2010-07-25 00:04 | その他ワークの参加体験
ファミリー・コンステレーションという家族療法は前から聞いたことはあって、「人を配置する」・・・という点では僕がやっている人間彫刻と似ているなぁ・・・ということで興味はありました。

今日はじめて参加することができて、1回受けただけでは分からないこともいっぱいあるんでしょうけど、自分がやっていることと似ている部分と、違う部分がいろいろとわかって、いろいろと参考になりました。

家族から出発して、組織にも応用されるようになってシステミック・コンステレーションと呼ばれてるそうですが、ファシリテーターの役割が、僕がやろうとしている演劇活用型ワークショップとは鮮明に違いました。

で、コンステレーションのファシリテーターは場をぐいぐいと指導的に引っ張っていくという話は聞いていて、実際にそうだったな・・・という印象でした。それは僕にはできないし、しようとは思わないスタイルでありました。できるだけ参加者任せにしたいというのは僕の方向性なので。

僕にはできないけれども、そういうニーズはあるのだろうなと思います。これは向き不向きの問題であり、相互補完するものなのかな・・・という気はします。
ざっくり言うと、コンステレーションはいわゆる父性的なもので、僕の望む方向性はいわゆる母性的なものと言えるような気はします。

引っ張っられて道を指し示してもらうことで見えてくることもあるとは思うんですが、寄り添って伴走する中で自分のしっくりくる道を見つけるのを下支えしたい・・・というのが僕にとっては心地よいのですね。

一方、ぐいぐい引っ張るだけでなく、その場に配置された参加者が役として感じていることに委ねていく部分もあって、そういうところは、僕がやってることと似てるのも見られて面白かったです。

委ねて、方向性が見えた後は、ファシリテーターがぐいぐい引っ張りなおして締めるという感じでしたが。

僕がやる場合は委ねるのが基本という感じで、やっぱり違うのですが。

自分の方向性を再確認するにはよい場でした。感謝。
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by matsuzoh2002 | 2010-02-22 00:12 | その他ワークの参加体験
日曜日のビオダンサは2時間半のクラスを2回という、大阪では初の試みでした。

いやぁ~、時間が長い方が、場の関係性がとっても濃密になる感じで、とてもよかったです。

今まで2時間半くらい1回で終わりというパターンが多くって、今回2回やったのと比べてみると、やっぱりどこか物足りない感じがしました。

まぁ、本来は毎週定期的に行うのがよいらしいので、そうなると毎週4,5時間もやってたら大変だろうけど、大阪では現状たまにしかできないので、なんかいい形が見つかったような感じです。

初めて参加いただいた方にも、かなり気に入っていただいたようで、これも長時間だから、よりよかったのかなぁ・・・という気もします。

何とか赤字も出ずに済んで、次回も開催できる運びです。

またここでも告知します。

会場も初めてだったけどなかなかいいとこでした。次回もここでやるでしょう。

このブログに地図機能がついたということで、意味なく地図をつけてみる。

大体この辺の会場です。



より詳しくはこちら
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by matsuzoh2002 | 2009-03-10 00:41 | その他ワークの参加体験
1年2ヶ月続いてきたビオダンサの大阪クラスは土曜日で一旦終了してしまいました。

ファシリテーターのJは2年の欧州留学・・・ということで、次のクラスは未定・・・という状況。

最終回は食べ物持ち寄り、プレゼント交換ありのクリスマスモード。

いつになく激しく動くワーク(ヴィヴェンシア)もあり、楽しく終わりました。

僕にとってのビオダンサは、「ダンスを使ったこんなワークがあったらいいな」と、特に思い描いていたわけではなかったけど、潜在的に求めていたものと出会えた・・・という感じでしたね。
ハマるべくしてハマったというか・・・。

mixiの方では、一旦終了して次に向かうこの局面を「セカンドステージ」とaさんが表現してくれて、いい響きですね。

もう1組のファシリテーター、ヤスくん&真弓さんカップルは、先月出産されたということで、落ち着いたら関西でのクラスは再開してくれるはずです。

大阪市内でいい会場を探し中です。
公共の施設でも必ずしも安くないし、どこかいい場所ないっすかね?

僕のワークショップも、宝塚の平日月1以外止まってるので、そろそろセカンドステージへと再開せねば・・・という気分も出てきます。

年明けから仕事探し・・・と思いつつ、当面は短期・単発の仕事でつなごうかと思います。
だから時間的余裕はまだあるだろうから2月か3月には1つワークショップをやろうかな・・・。
ビオダンサで出会った人にも来てほしいし、楽しげなヤツを1つ・・・考えてみましょう。

本の執筆も地道に続けたいしねぇ。
もう1つのブログで執筆の下準備を進行中です。
たまには覗いてやってください。
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by matsuzoh2002 | 2008-12-16 23:23 | その他ワークの参加体験
東京の思い出し日記です。

1週前の日曜は東京でビオダンサでした。

イタリア在住のブラジル人、セルジオ・クルーズ氏がファシリテーター。
本当は金曜の夜と土曜もあったんだが、僕はコロンビアも演劇ワークショップに参加してたので、ビオダンサは日曜日だけだったのだ。

すでに3日目ということで、会場全体には、なんだか一体感・高揚感がある感じだった。朝9時半からと早かったのに。
しかし、コロンビアのワークで僕も僕なりにウォームアップしてたみたいで、知ってる方からは「何か今日はいつもと違うね」と言われ・・・。多分からだが反応しやすい状況になってたんでしょうね。
スペイン語を耳にして、何となくラテンな感じになってたのかも。特にコロンビアの何かを伝授されるようなこともなかったんだけど・・・。

スペイン語を散々聞いた後で、ポルトガル語に触れて、言葉の似てるところと違う所が面白かった。
ポルトガル語はやわらかい響き。スペイン語のほうが硬質。それがよく分かって面白かった。

参加者50人くらいいたんでしょうか。それだけでなんだかすごいよね。

途中とっても独特な体験をしました。
どうもファシリテーターの指示をうまく受け取れなかったみたいで、コミュニケーションギャップが生じた模様。
僕自身もファシリテーターなのでいろいろと今後の参考になるような事例だが、ちょっとまだ整理しきれてないので、細かく書かないことにする。

独特すぎた体験が整理できずにもやとした状態で昼食休憩だったのだけれど、芝生の広場で、秋の太陽を浴びてたら癒されました。太陽は偉大だ。

この日一番うれしかったこと。
2人ペアになって踊ることが何度かあって、この日に限らず、僕は普通に踊ってるだけなのに、僕のお相手になってくれてる人がえらい笑ってくれて楽しそう・・・と言うことがちょくちょくあるんですよね。
この日も何人かそういう反応があって、あとで話を聞いたら、「一緒に踊って楽しかったわ~。実は最初苦手だったんだけど・・・」だった。
苦手だったと聞いて、ちょいとショック008.gifでもありましたが、それを払拭する何かが僕のダンスの中にはあるらしいんですよね。
誰に対してもどういう力が発揮できる訳ではないけれど、相性がアウトじゃなくて合うと、ぴたっとハマることがある。
最初にそれを感じたのは、シドニーのワールドワークのときだった。現地オーストラリアの女性相手にこのパワーが発動したことが(このときだ。)このパワーは国境を越えるかも。

僕がビオダンサで一番好きなのは、この、2人で踊ってると、僕は普通に踊ってるだけで、相手が喜んでくれるときだね。

1人で踊ると、苦手に見られてるかも・・・。自分では分かってないけどね。
2人で踊ると、自分の楽しさがうまく伝わる感じかな。人とあわすのは苦でないし。
大勢で全員で手つないで踊ったりするのは、それに比べるとどうもあまり好きでないかも。

自分の傾向が分かるよね。
それにしても、自分のパワーを感じられる瞬間というのはいい瞬間だ。
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by matsuzoh2002 | 2008-11-10 01:13 | その他ワークの参加体験
ケータイは6日に無事に東京から帰ってきました。

自分で書く本の構想を練ったりしつつ、東京の思い出し日記など書いてみましょう。

コロンビアのカンデラリア劇団の演劇/集団創作ワークショップが前半しか書いてなかったので、後半のことも書いてみましょう。
後半は、テキストを読んで、それを元に即興的に創作しよう!というもの。

テキストはガルシア=マルケスの「予告された殺人の記録 」
ラテンアメリカを代表する作家だとは知ってたけど、コロンビアの人とは知らなかった。

そんなに長い本ではないので、東京行きのバスの中で読む。

最初のうちは独自の翻訳文に今ひとつのれない感じ。人物はたくさん出てきて、スペイン語の名前がこんがらがる。

でも読み進めていくと、なかなか興味深い物語でした。

これを元にどんな風に創作するのかな?と思っていたら・・・

テキストの一場面をそのまま再現したりする必要はないとのこと。
それ以外は、前半同様、特にどうするという指示はなし。

・・・これが自由でよかったですねぇ~。

「共通の素材を元に劇を作る」というのは、共通の体験に基づいて創作するフィリピン教育演劇協会(PETA)の「取材劇」や、新聞記事を素に創作するボアールの「新聞劇」(10年前の記録がこちら)などもあります。

が、小説を基にする・・・というのが、新聞記事より深みがあって、なかなかよかったと思います。

コロンビアの話なのに、村社会のなんとも言えない閉塞感のようなものがよく伝わってくる小説でした。
6人もグループにメンバーがいると、僕が読み落としたり、忘れたりしているような部分も、他の誰かはちゃんと覚えていて、内容について語り合う時間もとっても豊かだと感じました。

フィリピンで取材劇を体験したときは、意見がうまく噛み合わず相当苦労したこともありましたが、今回はスムーズにできました。

即興で演じることに躊躇しないメンバーがたまたま集まってましたし、なんかいいグループでした。

1人1人が自分なりに印象に残った部分をモチーフに演じただけで、誰がどの役を演じるとかまったく決めてなかったのに、カンデラリア劇団のパトリシアさんからは「この人はこの役に見えた」というようなコメントをもらった。
こういう伝えるつもりがなかったことが伝わったのはホントに面白い。
前半の発表とは違って、今回は無言で演じたので、見る側にはホントにたような解釈をしてくれてたようです。

劇団のサンティアゴさんとパトリシアさんの分析的なコメントは面白かったです。

ただ、参加者まかせの創作だったので、何が「カンデラリア劇団らしい集団創作のあり方なのか」ということはよく分かりませんでした。
PETAとかは、ウォーミングアップがしっかりしてるし、チームで活動する中でどういう役割が出てくるか(リーダーとか、それをサポートする人とか、反対意見を出す人とか)とかのレクチャーもあって、より教育的でした。

カンデラリアは良くも悪くもほったらかし。
「参加者同士が衝突したらどうするか?」と言う質問が参加者から出たけど、「衝突するのは避けられない。それでやめていく人もいる。やめずに残るのは忍耐力がある人だ」とのこと。
衝突するデメリットはあれども、集団創作にはそれを上回るメリットがあるからやってるんでしょうけど、あくまで忍耐力のある人向けのようです。

PETAツアーでフィリピンに行ってるときも同様に集団創作で作品を作る機会があって、グループ内の意見がまとまらなかったことをふと思い出します。
グループ内の一部(僕も含めて)が盛り上がり、他の人たちがついていけてない状況になり、溝が埋まらぬまままとまりを欠いた・・・といいようなことでした。

今回はたまたまそういうことはなかったので気持ちよく楽しめましたが、ああいう衝突のリスクは常にありますわな。

なんだか書いててまとまりがなくなってきましたが、とにかく楽しかったです。

夜のレクチャーも、どうしても「麻薬」「内戦」のイメージの強いコロンビアの中で、劇団がどういう立ち位置でサバイバルしてるのかが非常に興味深かったです。
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by matsuzoh2002 | 2008-11-06 00:55 | その他ワークの参加体験
コロンビアの演劇/集団創作ワークショップ、前半終了です。

限られた時間の中で即興的に芝居を作って、見せるというのはスリリングですが、やっぱ楽しいですね。
細部まで詰め切らないで、大まかな流れだけ決めて、望む本番。

純粋な即興ほど先が見えない訳ではありませんが、台詞とか決めきってない分、練習では言ってなかった事を言ったりして、予定通りに進まなかったらどうしよう、ま、でもなんとかなるだろうという、いい感じのドキドキ感です。

で、見てた人から「価値判断抜き」の評価をもらうのですが、これがこちらが意図していなかったことまで読み取ってくれて、なんかものすごくいいものを作った様な気にさせてくれて、いい気分です。
価値判断されて、否定的なものが来るとへこみますが、今日の評価はやさしくってありがたかった。

特にファシリテータのサンチアゴ・ガルシアさんがほめ上手。
思わぬ見方を提示されて、全然そんなつもりじゃないのに、ありがとう(T_T)って感じです。

”マエストロ”ことサンチアゴさん、80歳。
こんな爺さんになりたいなぁ・・・と思える人がまた1人増えたわ〜
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by matsuzoh2002 | 2008-10-31 02:10 | その他ワークの参加体験