淀川夕焼け同好会・・・は仕事がない人の特権か?
今日も夕陽が沈むころに合わせてウォーキングに出かけ、絶妙な配置の雲に美しく演出された光に、思わずケータイで写真を撮りました。
いつものウォーキングコース菅原城北大橋には、団塊(推定)のおじさん達が、夕陽に向かってカメラを向けているのをよく目にしますが、今日は多かった。
7名のおじさん達。
みなさんええカメラ持ってたので、僕のなんかよりええ写真を撮ってはることでしょう。
それにしても、こんなにたくさんのカメラおじさんたちに出会ったのは初めてです。
時刻5時30分ごろ。9時5時の仕事をしていては間に合いにくい時間。
団塊の世代の大量退職・・・の話はよく耳にしますが、当然関係がありそうです。
去年までは仕事でこんな時間に夕陽を待ちわびて写真を撮ることなんてできなかった・・・そんな喜びを感じているのかも知れません。
夕陽がいつもきれいなわけでもないので、様子を見ながら、「今日はキレイな夕陽は無理だ」と思ったら、あきらめて帰ることもあるでしょうけれど、今日はきれいになりそうな予感を感じた人が多くて、こんなに集まったんでしょうね。
ふと思ったのは、大昔、人が自然とともに生きていた頃、こんなキレイな夕陽なら、見ない人のほうが少なかっただろうな・・・ということ。
それが今では、平日にキレイな夕陽を眺めるのは、仕事をしていない人の特権・・・みたいになってしまっているような気もする。
まるで夕陽などそこにないかのように、働き続ける人々。
こんな美しいものが身近にあるのに、もったいない!とただただ思うのでした。
仕事があるのは素晴らしいことだし、僕もこんな風に夕陽を見られずに仕事をしている時だってある。
むしろある程度仕事が増えていってもらわないと困るわけだが、それでもこんな風に夕陽を見る時間も取りながら、仕事が増えて行ったらいいなと思う。
by matsuzoh2002
| 2007-10-15 18:56
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