教師不在だった場で、「真のワールドワーク」の夢を語り、教師になる …9月19日グループプロセス・その3
その1、その2の続きです。
テーブルの上に上り詰め、英語話者よりも高い立場を確保した僕。
当初対立していた英語話者2人を見下ろす立場。
さっきいた部屋の片隅からこのテーブルの上まではかなり距離があった。ここまで勢いよく走ってきた。
さっきいた場所には、さっきまで一緒にいた日本人クラスメイトがいる。「おーい、そんなところにいてもしんどいぞ。こっちの方が気楽でいいよ」とテーブルからフロアに降りてくるよう促す。他の日本人参加者もそこに加わり、一緒になってこっちに呼びかけてくる。
確かに降りたほうが気楽そうなのは知っている。けれども、ここまで上ってきたからには、なにかここでなければできないことがあるような気がする。それに呼んでいる人との距離は遠く、それほど強く呼びかけられているようには感じない。
テーブルの上・・・この世界のてっぺんにいるという感じがしてくる。
世界のてっぺんにいることを、じっくり味わってみる。
他の誰もを眼下に見下ろす立場。
後ろを振り返って見ると、記録用のビデオカメラが回ってる。「ハロー!世界のみなさん」なんて言ってみる。
1度、もう1人テーブルの上に上がってこようとしたが、2人同時に乗るにはテーブルは不安定そう。僕が下りる前に、もう1人が下りた。
そんなことがあってもそこから下りない僕。
「そこにいるとどんな感じがするのか?」「どうして、そこにいるのか?」「そこにいて何がしたいのか?」・・・いろいろな問いかけを受けて、そこにいる意味を考えはじめる。
「ここはランク(地位・立場)が高い場所だ。せっかく高い場所にいるからには、ランクを有効に使いたい」・・・そういう気持ちが生まれてきて、場にそう伝えた。
ではランクをどう使うのか?
ランクを活かして伝えたいことがある。
今朝を、シャワーを浴びながらくっきり思い出した。
シドニーのワールドワーク以来、僕の中で芽生えた夢。
「ワールド」ワークといいながら、英語が分からないと、参加しても満足に理解できない。これじゃ「イングリッシュ・ワーク」じゃないか。
それを真にワールドワークの名にふさわしいものにしていきたい。
そのためには英語を別の言葉におきかえたところで同じことだ。
言葉のやり取りが中心になってしまう「ワード」ワークのままなら、その言語を分からない人ははじかれてしまう。
言葉以外のコミュニケーションにも重きを置いて、誰もが平等に、言葉以外の表現で相互理解を図る・・・そんなことば以外のコミュニケーションが中心になるような時間・空間が、ワールドワークのすべてがそうでなくても、少しでもいいから、あってほしい・・・。
それでこそ、ワールドワークは真に「ワールドワーク」の名にふさわしいものに近づいていくはず。そう信じている。
そのためのアイデアは僕の中にある。
シャワーを浴びてる最中にも、「今日この夢を語ってみたら?」という声が自分の中で響いていた。ワークのテーマをみんなで選ぶ段階でそれを語るのは、大いに場違いな気がして、語らなかった。
けれども場は思いがけずに訪れた。
僕は世界のてっぺんにいて、周りは、それに耳を傾ける態勢にある。
僕はゆっくりとその夢を語った。
「それは素晴らしい。実際にどうしたらいいのか教えてくれ」そんな声が場から聞こえた。
先生が不在だったこの場で、僕はいつの間にか「教える立場=先生」になったようだ。
ことば以外の表現を促す先生・・・さて、どうしよう?
・・・もう少し続きます。
テーブルの上に上り詰め、英語話者よりも高い立場を確保した僕。
当初対立していた英語話者2人を見下ろす立場。
さっきいた部屋の片隅からこのテーブルの上まではかなり距離があった。ここまで勢いよく走ってきた。
さっきいた場所には、さっきまで一緒にいた日本人クラスメイトがいる。「おーい、そんなところにいてもしんどいぞ。こっちの方が気楽でいいよ」とテーブルからフロアに降りてくるよう促す。他の日本人参加者もそこに加わり、一緒になってこっちに呼びかけてくる。
確かに降りたほうが気楽そうなのは知っている。けれども、ここまで上ってきたからには、なにかここでなければできないことがあるような気がする。それに呼んでいる人との距離は遠く、それほど強く呼びかけられているようには感じない。
テーブルの上・・・この世界のてっぺんにいるという感じがしてくる。
世界のてっぺんにいることを、じっくり味わってみる。
他の誰もを眼下に見下ろす立場。
後ろを振り返って見ると、記録用のビデオカメラが回ってる。「ハロー!世界のみなさん」なんて言ってみる。
1度、もう1人テーブルの上に上がってこようとしたが、2人同時に乗るにはテーブルは不安定そう。僕が下りる前に、もう1人が下りた。
そんなことがあってもそこから下りない僕。
「そこにいるとどんな感じがするのか?」「どうして、そこにいるのか?」「そこにいて何がしたいのか?」・・・いろいろな問いかけを受けて、そこにいる意味を考えはじめる。
「ここはランク(地位・立場)が高い場所だ。せっかく高い場所にいるからには、ランクを有効に使いたい」・・・そういう気持ちが生まれてきて、場にそう伝えた。
ではランクをどう使うのか?
ランクを活かして伝えたいことがある。
今朝を、シャワーを浴びながらくっきり思い出した。
シドニーのワールドワーク以来、僕の中で芽生えた夢。
「ワールド」ワークといいながら、英語が分からないと、参加しても満足に理解できない。これじゃ「イングリッシュ・ワーク」じゃないか。
それを真にワールドワークの名にふさわしいものにしていきたい。
そのためには英語を別の言葉におきかえたところで同じことだ。
言葉のやり取りが中心になってしまう「ワード」ワークのままなら、その言語を分からない人ははじかれてしまう。
言葉以外のコミュニケーションにも重きを置いて、誰もが平等に、言葉以外の表現で相互理解を図る・・・そんなことば以外のコミュニケーションが中心になるような時間・空間が、ワールドワークのすべてがそうでなくても、少しでもいいから、あってほしい・・・。
それでこそ、ワールドワークは真に「ワールドワーク」の名にふさわしいものに近づいていくはず。そう信じている。
そのためのアイデアは僕の中にある。
シャワーを浴びてる最中にも、「今日この夢を語ってみたら?」という声が自分の中で響いていた。ワークのテーマをみんなで選ぶ段階でそれを語るのは、大いに場違いな気がして、語らなかった。
けれども場は思いがけずに訪れた。
僕は世界のてっぺんにいて、周りは、それに耳を傾ける態勢にある。
僕はゆっくりとその夢を語った。
「それは素晴らしい。実際にどうしたらいいのか教えてくれ」そんな声が場から聞こえた。
先生が不在だったこの場で、僕はいつの間にか「教える立場=先生」になったようだ。
ことば以外の表現を促す先生・・・さて、どうしよう?
・・・もう少し続きます。
by matsuzoh2002
| 2007-10-03 17:18
| 大学院(紛争緩和・修士課程)