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身体で思いを形にするワークショップblog

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「こうなってほしい!」「そのためには、今どうすればいい?」そんな思いを、「体で感じる」ことを重視しながら表現するワークショップの進行役(ファシリテーター) まつぞうのblog

うさんくさい人に社会問題を語る資格なし? …「スピリチュアルにハマる人、ハマらない人」感想その2

「スピリチュアルにハマる人、ハマらない人」香山リカ著の感想その2(この記事の続き)です。

「スピリチュアル」といえば「江原さん」というイメージはかなり広まってしまってますよね。この本も江原さん人気を受けて、世に出てきた訳でしょうし。

そもそも、本屋でこの本を見つけて、目に飛び込んできたのは、本の帯。
江原さんのこと
①大好き!②インチキ!
あなたはどっち?
…というもの。

他に江原さんという名前の有名人も特にいないとは言え、苗字だけで「あぁ、あの人ね」となるだけでもそもそも凄いし。

世間的な評価は、①②のどっちかに二分されてるんでしょうか?

僕としては、インチキとまでは思いませんが、テレビ的な演出には多少は乗っかってるんだろうな・・・という感じは持ちつつ、あんな風に直感的にいろんなことを読み取る力も、ある人にはあるんだろうなあ…と思う。けして大好きではないけれど、興味深く眺めてる…そんな感じですね。

で、そんな帯を見つつ、パラパラと立ち読み。

興味深かったのは、本の最後の方、江原さんが靖国問題について「首相の参拝に反対」「分祀」の立場を表明していることに関するくだり。

僕はそもそも、そんな発言がされてることを知らなかったが、雑誌媒体でのことらしい。

しかし、これは、一部でしか話題になっておらず、僕だけでなく、世間的にもほとんど知られていない。

江原さん本人として、むしろそういった社会的な問題こそ本質だと以前から自覚していて、積極的に発言していきたいという思いがあるようだ。

が、女性誌は相変わらず、霊やオーラの観点から江原氏の事を取り上げて、社会的な面は無視。

一方、著者=香山さんが靖国問題に取り組んでいるテレビ局の複数の知人に「江原氏にインタビューしては?」と持ちかけても、「番組自体の信憑性を疑われる」と一笑に付された・・・とのこと。

メディアの硬派な部分からは、うさんくさがられ、女性誌・女性ファンには社会的な発言は届かない・・・。

こんな状況が、とても興味深いなと、読んでて僕は思いましたね。

スピリチュアルという言葉にうさんくさいというイメージが付ききってしまった以上、この言葉をうかつに使うのは全く得策ではないと思います。

よいワークショップ、よいファシリテーションをするためには、言葉では説明のつかないような、それこそスピリチュアルとしか言いようがないような何かが働く必要もあると思っていますが、それをスピリチュアルと呼ぶのはやめとこう・・・という思いにさせられましたね。

うさんくさいイメージをもたれずに、実践を広めていきたいなぁと。

・・・で、この本は、この最後の部分が一番面白かったです。

あとは面白い部分もあれど、ツッコミたい部分の方が多いくらいかも・・・。

そこはまぁ、香山リカさんは精神科医・・・科学者なわけで、江原さん的なものだけでなく、非科学的なものは全般的に批判的・・・という感じが基調なので、科学も大事だけど、そこを越えた何か・・・アートのやコミュニケーションの力(それはある意味「スピリチュアル」な事だと思う)に肩入れしたい僕としては、ツッコミたくなる訳です。

その他の部分の感想は、今後書くかも・・・?どうかな?
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by matsuzoh2002 | 2007-01-09 21:10 | 最近読んだ本