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身体で思いを形にするワークショップblog

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「こうなってほしい!」「そのためには、今どうすればいい?」そんな思いを、「体で感じる」ことを重視しながら表現するワークショップの進行役(ファシリテーター) まつぞうのblog

自殺についてワークしようとすることへの抵抗感 ・・・FTC11月振り返りその1

今日は、宝塚フォーラムシアタークラブ(FTC)の日でした。

購入したビデオカメラ、ついにデビューです。

午後1時からの僕のパート、最初の1時間くらい、近況報告をし合ってる部分は、撮影できてなかった(^_^;)

ま、そこで気づいてよかったです。

そこから先は、撮れてるはず。まだちゃんと見てないけど。

ワーク終わってからの帰り道、今回少しスッキリしない感じが残っているのに気づいた。

なんだろう・・・と、ボーっと振り返ってみた。

今回、近況報告のところで、「相次ぐいじめ自殺」に関して、ある発言を聞いてとても腹が立ったという話題が出た。まだワークで話し合うテーマを決める前の段階だったが、何人かがその話題に反応して、そのままワークに移っていくのか・・・という雰囲気になった。
テーマとして決まる前から、その場を引っ張っていくようなエネルギーを持っている話題に見えたのだが、いざ、挙手してテーマを選ぶ段階になると「自殺」に関するテーマは選ばれず、避けられたような感じが残っている。

もちろん、避けてもいいのだが、そこにグループのエッジ(抵抗感/壁)があるのを感じていたのに、それを口にしないまま終わってしまった。口にしてみればよかったのに・・・という思いが残っているのに気づいた。

テーマを決めなきゃ、グループの意向を尊重しなきゃ・・・というファシリテーターとしてのロールにハマってしまい、自分の中に存在していた思いを押し流してしまったなぁ・・・と思う。

FTCは和やかでよい雰囲気の場だ。
それは素晴らしい事だと思うし、僕もそんな雰囲気が大好きだ。

でも同時に、避けてしまいがちな、重いテーマに踏み込む事で、この場がより深くつながりあう場になるのでは・・・という期待感が自分の中にはあるのを感じる。

最終的に、「自殺」などの重いテーマに向き合うかどうかはグループとして決める事だが、僕もファシリテーターの座から一時的に降りてでも、「自殺について話し合うことの怖さについて」・・・というようなテーマを、一参加者として提案すればよかったかな・・・という気がしている。

僕の思い込みかもしれないが、そこにあったらしい、グループのエッジ。
次回テーマとして提案しようかな。
選ばれるかどうかは、次回の「場」が決めてくれるだろう。

・・・以上、まずは当日の夜、記憶を基にした感想。

ビデオを見ると、さらに様々な発見がいっぱいあるだろう・・・というわけで、おそらく続きます。
by matsuzoh2002 | 2006-11-15 22:57 | ファシリテーターとして

by matsuzoh2002