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身体で思いを形にするワークショップblog

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「こうなってほしい!」「そのためには、今どうすればいい?」そんな思いを、「体で感じる」ことを重視しながら表現するワークショップの進行役(ファシリテーター) まつぞうのblog

朝6時、サイレンの鳴る村

朝6時、サイレン。
7時、「イッツ・ア・スモール・ワールド」。
昼十二時、サイレンと何か音楽。
夕方5時、サイレンと「遠き山に日は落ちて」。

・・・2泊3日のバイトの滞在先、奈良の山深い村、スピーカーからかなりの音量で響く音たち。

ほかの時間も気付かない場所にいただけで、鳴ってたかも知れないな。

ご丁寧に大音量で鳴り響くサイレンとメロディに、「うるさい日本の私」という本で中島義道氏が車内放送等の無駄な騒音に耐えられないと、吠えまくっているのを思い出した。

誰もが騒音だと思う音ならともかく、車内放送のような、ほとんどの人はなんとも思わないのに、中島氏を含め一部の人にとっては苦痛…という場合、「なんでそんな何でもないことにいちいち文句をつけるのか?」と主流派の人々は少数派の苦痛から来る訴えを理解できないどころか、逆に抑えつけ兼ねない。
少数派は訴えても苦痛、訴えなくても苦痛…という状態に追い込まれる。中島氏の場合は追い込まれてなお、吠え、闘うのだが、それができる人は多くはないだろう。

そんな中島氏に、心ない人は、「そんなにうるさいのが嫌なら、田舎に行け!」と言ったらしいが、中島氏は「田舎だから静か…というのは、日本の場合は違う!」と吠え返すのだった。

田舎のうるささの元凶、防災無線。
奈良の山村のサイレンもメロディもきっとこれだわな。

僕は中島氏のように敏感ではないので車内放送も特に気にならないけれども、さすがに朝6時のサイレンはどうか・・・と思った。
前日夜9時には寝てたので、朝5時にはほぼ目覚めていて、うとうとしている状態だったから、サイレンに叩き起こされるということはなかった。

あれ、サイレン!・・・と思ったけど、すぐに時計を見て、6時を確認。
田舎ならやりかねん!と思った。

さらにうとうとしていると、イッツ・ア・スモール・ワールド。

中島氏なら、この村でもブチギレることだろう。

感受性が人と違うことからくるツラさ・・・「うるささ」に関しては僕にはないとは言え、いい音楽が鳴っているとところ構わず踊りたくなるの衝動を抑えざるを得ない・・・というのは僕にもあるので、それに置き換えて考えるとツラいだろうな・・・と思う。

僕の衝動は、踊ってもいいところで踊れば、満たされるのだが、静かなところで暮らしたい・・・という欲求は、日本では都会でも田舎でも満たされそうにない・・・

大変だろうなぁ。

あらためて感じた、山村の音環境でした。
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by matsuzoh2002 | 2006-09-29 22:09 | つぶやき