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身体で思いを形にするワークショップblog

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「こうなってほしい!」「そのためには、今どうすればいい?」そんな思いを、「体で感じる」ことを重視しながら表現するワークショップの進行役(ファシリテーター) まつぞうのblog

映画「ヤンヤン 夏の想い出」

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エドワード・ヤン監督はやっぱりいなぁ。

「ヤンヤン」は小学生。
同じ台湾のホウ・シャオシェン監督の「冬冬の夏休み」という映画もあるから、そういう、子どもの夏休みの想い出が詰まった映画かと思いきや・・・

様々な年代の男女が繰り広げる群像劇でした。
その前の「カップルズ」などは20・30代を中心にした世代の群像劇だったので、今回はヤンヤンの家族を中心に、世代が広がった感じ。

ヤンヤンは主人公なの?というぐらい出番はそんなに多いわけでもない。

最近、エイミー・ミンデルの書いた昏睡状態の人と、コミュニケーションを取るための、プロセスワークの一領域「コーマ・ワーク」のハウツー本Coma, a Healing Journey: A Guide for Family, Friends and Helpersを読んでいるのですが、冒頭、おばあちゃんが昏睡状態に陥ってしまい、いろんな人がコミュニケーションを試みる場面も出てきて興味深く見ていました。

恋愛、不倫、新興宗教、けんか、殺人・・・いろいろでてきたなぁ。

最後に、おばぁちゃんが昏睡から醒め、自ら「夢見がち」だというヤンヤンの姉、ティンティンと心通わすシーンが、なんだかよかったです。・・・それも夢やねんけど。でも夢じゃない、物が現実の証拠として残る、不思議なシーン。

夢見がちなティンティンは、ちょっと前に見た「17歳のカルテ」とも重なる気がした。

映画いくつか見たのに、かけてない。今週は余裕があるから、書き残しておきたいな。
by matsuzoh2002 | 2005-06-28 12:28 | 見た映画

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