夢の小沢幹事長とゲシュタルト・セラピー
あんまり夢を覚えていないのだけれど、今朝、いったん6時半に目覚めた後、2度寝したときの夢はよく覚えてた。
いいタイミングで覚えてたものだ。
この日はゲシュタルトセラピーのワークショップを受けにいくことになっていて、そこでは夢を扱うこともできる。
「最近夢見てないなぁ。なんか見ると面白いかも・・・」と思いながら、前の晩は寝て、1度寝では覚えていなかったのに、2度寝で見事に見た。
夢を扱うワークは、プロセスワークを学んでいた頃はよくやったけど、えらい久しぶりだ。
プロセスワークはいろいろなものを下敷きにしてるけど、その中でもゲシュタルトは影響が大きかったものの1つ。
僕が紛争ファシリテーションの大学院在学中の師匠もゲシュタルトからプロセスワークに行きついた人だった。
僕がやってる演劇を活用したワークショップは、ゲシュタルトに似てるという話を聞いていたので、1冊本を読んだことがあるだけとは言え、ゲシュタルトはそんなに知らない世界ではないのでは?と思いつつ、楽しみに初参加した。
ゲシュタルト・セラピーとは何ぞや?という説明は僕の手には負えないので、検索してください。(丸投げ)
聞いてた通りの体感型のワークだということと、「セラピー」という名前がついてしまっているけど、自分で発見していく・気づいていくことが重視されているので、受け身で癒される・・・というものを想像したらそれは違いますよ~ということだけ言っておきます。
そういう点ではやっぱり僕がやってるワークに近いし、「セラピー」に変わるいい呼び名があればいいのにな・・・という気が勝手にしています。「セラピー」という言葉の持つイメージを変えるのって難しそうだし。
それはさておき、僕が今朝見た夢をワークして、あぁ、そういうことだったのか!という体験をしました。
こんな夢だったんです。
★
何人かの仲間と飲み会をしている。
どうやら何か助成金を申請しているようで、そのことが話題にのぼる。
そこへ
僕の携帯が鳴る。
「幹事長」からだ。
「幹事長?誰?」と思いながら電話に出ると、「小沢幹事長」だった。
(※この夢はフィクションであり、実在の人物とは関連がありません。
そもそも「小沢幹事長」って誰ですか?「小沢前幹事長」ならたまにニュースで見るけど。)
突然の幹事長からの電話に驚く僕。
そして幹事長は言う。
「私の力で、君の助成金を取らせてあげよう」
え~~~~~~~~~~~~~~~~!
助成金をいただけるのはありがたいが、果たしてこんな人物の申し出を素直に受けていいものか?
大いにドギマギしながら目が覚める・・・
★
夢の中でも、あれ?もう幹事長じゃないだろ?とか思いながら話が進行するという、半分夢だと気づきながらの夢でしたが、小沢幹事長の登場って、実に唐突。
夢を語っている段階で、他の参加者もこの登場には大笑いでしたね。
この夢の中での僕的なクライマックスは、助成金を受け取るのか否かの葛藤。
心揺さぶられて、もう寝てられなくなった訳ですから。
その葛藤を体感するために、2つの座布団が登場。
1つは、幹事長の甘言に乗っかって、ありがたく助成金をいただくという選択。
もう1つは、幹事長のさじ加減で助成金を受けられる状況に疑問を感じ、話を断るという選択。
それぞれの選択をするとどんな気持ちになるのか?
バーチャルな設定とは言え、それぞれの座布団に座れば、その気持ちはありありと感じられることになる。
まずは自分の気持ちに近いであろう「断る」方の座布団へ。
・・・やはり、「もらっておけばいいのに」という思いもないわけではないが、個人的に共鳴できない幹事長(誰?)の申し出に乗っからないという選択は、すがすがしさを感じた。
そして今度は「いただく」方の座布団へ。
・・・「幹事長側についてしまった」という、今後身動きが取れなくなりそうなことについての窮屈な感じが堪らない。やはりこちらの選択は取れないと感じた。
2つの立場を体感した後、元いた場所に戻る。
ファシリテーターから問いかけをいただく。
「今まで同じような葛藤を感じたことはありませんか?」
・・・こう問いかけられて、初めて気がついた。それまで、そういう風にとらえていなかったのに、問いかけられた瞬間、そうとしかとらえられなくなった。
・・・これって、仕事を辞めるときの葛藤と選択やん!
結局やめる方を選んだんだもんね。
今回の夢で言えば「断る」方。
その後、「夢を追う」という方向性は、まだ軌道にうまく乗ってるとはいいにくい状況ではあるけれど、あのときの葛藤を思えば、こちらの道を選んだのは、必然。
初心に還らせてくれたんだね、この夢は。
小沢幹事長のことは知らないけど、それに象徴される何かには乗っかれなかったのである。細かいことは内緒。ワークの現場でも言わなかったし。
何はともあれ、よいワークでした。
いいタイミングで覚えてたものだ。
この日はゲシュタルトセラピーのワークショップを受けにいくことになっていて、そこでは夢を扱うこともできる。
「最近夢見てないなぁ。なんか見ると面白いかも・・・」と思いながら、前の晩は寝て、1度寝では覚えていなかったのに、2度寝で見事に見た。
夢を扱うワークは、プロセスワークを学んでいた頃はよくやったけど、えらい久しぶりだ。
プロセスワークはいろいろなものを下敷きにしてるけど、その中でもゲシュタルトは影響が大きかったものの1つ。
僕が紛争ファシリテーションの大学院在学中の師匠もゲシュタルトからプロセスワークに行きついた人だった。
僕がやってる演劇を活用したワークショップは、ゲシュタルトに似てるという話を聞いていたので、1冊本を読んだことがあるだけとは言え、ゲシュタルトはそんなに知らない世界ではないのでは?と思いつつ、楽しみに初参加した。
ゲシュタルト・セラピーとは何ぞや?という説明は僕の手には負えないので、検索してください。(丸投げ)
聞いてた通りの体感型のワークだということと、「セラピー」という名前がついてしまっているけど、自分で発見していく・気づいていくことが重視されているので、受け身で癒される・・・というものを想像したらそれは違いますよ~ということだけ言っておきます。
そういう点ではやっぱり僕がやってるワークに近いし、「セラピー」に変わるいい呼び名があればいいのにな・・・という気が勝手にしています。「セラピー」という言葉の持つイメージを変えるのって難しそうだし。
それはさておき、僕が今朝見た夢をワークして、あぁ、そういうことだったのか!という体験をしました。
こんな夢だったんです。
★
何人かの仲間と飲み会をしている。
どうやら何か助成金を申請しているようで、そのことが話題にのぼる。
そこへ
僕の携帯が鳴る。
「幹事長」からだ。
「幹事長?誰?」と思いながら電話に出ると、「小沢幹事長」だった。
(※この夢はフィクションであり、実在の人物とは関連がありません。
そもそも「小沢幹事長」って誰ですか?「小沢前幹事長」ならたまにニュースで見るけど。)
突然の幹事長からの電話に驚く僕。
そして幹事長は言う。
「私の力で、君の助成金を取らせてあげよう」
え~~~~~~~~~~~~~~~~!
助成金をいただけるのはありがたいが、果たしてこんな人物の申し出を素直に受けていいものか?
大いにドギマギしながら目が覚める・・・
★
夢の中でも、あれ?もう幹事長じゃないだろ?とか思いながら話が進行するという、半分夢だと気づきながらの夢でしたが、小沢幹事長の登場って、実に唐突。
夢を語っている段階で、他の参加者もこの登場には大笑いでしたね。
この夢の中での僕的なクライマックスは、助成金を受け取るのか否かの葛藤。
心揺さぶられて、もう寝てられなくなった訳ですから。
その葛藤を体感するために、2つの座布団が登場。
1つは、幹事長の甘言に乗っかって、ありがたく助成金をいただくという選択。
もう1つは、幹事長のさじ加減で助成金を受けられる状況に疑問を感じ、話を断るという選択。
それぞれの選択をするとどんな気持ちになるのか?
バーチャルな設定とは言え、それぞれの座布団に座れば、その気持ちはありありと感じられることになる。
まずは自分の気持ちに近いであろう「断る」方の座布団へ。
・・・やはり、「もらっておけばいいのに」という思いもないわけではないが、個人的に共鳴できない幹事長(誰?)の申し出に乗っからないという選択は、すがすがしさを感じた。
そして今度は「いただく」方の座布団へ。
・・・「幹事長側についてしまった」という、今後身動きが取れなくなりそうなことについての窮屈な感じが堪らない。やはりこちらの選択は取れないと感じた。
2つの立場を体感した後、元いた場所に戻る。
ファシリテーターから問いかけをいただく。
「今まで同じような葛藤を感じたことはありませんか?」
・・・こう問いかけられて、初めて気がついた。それまで、そういう風にとらえていなかったのに、問いかけられた瞬間、そうとしかとらえられなくなった。
・・・これって、仕事を辞めるときの葛藤と選択やん!
結局やめる方を選んだんだもんね。
今回の夢で言えば「断る」方。
その後、「夢を追う」という方向性は、まだ軌道にうまく乗ってるとはいいにくい状況ではあるけれど、あのときの葛藤を思えば、こちらの道を選んだのは、必然。
初心に還らせてくれたんだね、この夢は。
小沢幹事長のことは知らないけど、それに象徴される何かには乗っかれなかったのである。細かいことは内緒。ワークの現場でも言わなかったし。
何はともあれ、よいワークでした。
by matsuzoh2002
| 2010-07-25 00:04
| その他ワークの参加体験